美肌でも“金メダル”。新体操団体の日本代表「フェアリージャパン」が6日、都内で新年初練習に臨んだ。練習後に行われたのは、スポンサーであるPOLA社のスタッフによる肌チェック。

特殊なカメラを使用して肌の状態を皮下組織まで詳細に調べ、862万通りのスキンケアの仕方を提案できる仕組みで、熨斗谷(のしたに)さくら(22=日体女大)は「最新の技術を使って、その場で結果も頂けた。すぐにフィードバックもしてもらえた。すごくありがたく、分かりやすかった」と感謝した。悩み相談もその場で行え、ニキビなどを防ぐ手入れの方法などもアドバイスしてもらったという。

競技は技術に加え、美しさを争う。POLA社は試合でのメークも担い、定期的に肌チェックも行ってきた。熨斗谷は「新体操の動きとか練習だけでなく、日頃から肌のお手入れとか、メークの仕方、身だしなみや、行いまで常に美しくすることが本当の演技の美しさにつながると思うので、そういうところから一瞬1秒を無駄にしないということにつながると思うので、チーム全員で意識して、美しい集団になっていきたい」と誓った。

昨秋の世界選手権では、団体総合で44年ぶりの銀などメダル3つを獲得し、東京五輪では金メダルが期待される。「美」も追求し、戦いに備える。