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Tuesday, February 4, 2020

乾燥肌の症状別 効果的なクリームの選び方 - ウェザーニュース

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2020/02/05 06:26 ウェザーニュース

東京など太平洋側の地域は、冬になると晴れて空気の乾燥する日が多くなります。
今年は太平洋側でも比較的雨が多いものの、引き続き乾燥肌で悩んでいる人も多いでしょう。
野村皮膚科医院(横浜市神奈川区)院長の野村有子先生に、悩み別の効果的なクリームの使い方を教えていただきました。

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ウェザーニュースが2019年1月25日に行った「今、気になる肌の症状は?」というアンケートは9,576人から回答があり、全国のほとんどのエリアで乾燥肌の割合が8割以上という結果になりました。

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年代別で見ると、10代は「乾燥肌ではない」割合が高くなっています。また男女別で見ると、男性は女性より「かゆみ・いたみ」を感じる割合が高いことが分かりました。

「新陳代謝が盛んな若い世代は、皮脂などの分泌も多く、肌が良好な状態なのでしょう。また、女性は肌トラブルの初期の段階の『かさつき・粉ふき』から悩みを感じますが、男性は『かさつき・粉ふき』が悪化して『かゆみ・いたみ』となってから悩むケースが多く見受けられます。女性の方が肌トラブルに敏感なのでしょう」(野村先生)

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「多くの人が気になると答えた『かさつき・粉ふき』は、肌荒れの初期のサインです。そのまま放置していると、乾燥が進み皮膚の深部にまでダメージが進行する恐れがあります。気になる症状があれば、早めにケアをする必要があります」(野村先生)

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保湿系のクリーム・ローションなど

乾燥肌の初期の段階です。
ワセリン、スクワラン、セラミドなどを含む保湿系のクリームやローションがおすすめです。「寝る前に気になるところにたっぷりクリームを塗りましょう。一晩でかなり改善が望め、毎晩続ければ比較的スムーズによくなります」(野村先生)

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尿素系のクリーム

指先、ひじ、ひざ、かかとなどに多いのが、皮膚が角化している状態です。尿素には保湿効果のほか、角化した肌をやわらかくする効果も望めます。「ただし、尿素系のクリームは、荒れてしまった肌や傷には刺激になることもあります。ある程度肌がやわらかくなったら、保湿系やビタミン系のものに切り替えるといいでしょう」(野村先生)

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ビタミン系・かゆみ止め系

かぶれ、軽いあかぎれ、しもやけなどでかゆみや痛みを感じる人には、クロタミトン、ジフェンヒドラミンなどの、かゆみ止め成分が配合されたものや、ビタミンE配合のクリームがおすすめです。ビタミンEは、血行を改善する効果もあります。「冷えや乾燥がひどい場合は、マッサージをしながらたっぷり塗ると効果的です」(野村先生)

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保湿系のローションなど

「乾燥肌でなければ、今のお手入れを持続するのが一番でしょう。ただし、自覚がないだけで、太ももやわき腹など見逃しがちな部位が乾燥しているケースもあります。保湿系のローションを塗って肌がすべすべになったことで、自分の肌荒れに初めて気づく人もいます」(野村先生)

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クリームなどは、使用量を守ることが大切です。「ベタベタする」と敬遠する人は、「昼間はローションや乳液など軽いタイプをこまめに使い、寝るときにクリームをしっかり塗ってください。重ね塗りをしたり、クリームを塗った後に綿などの手袋をはめるのも効果的です」(野村先生)

大切なのは、こまめなケア。乾燥しがちな時期は、手を洗った後やお風呂上がりなどに、必ず保湿してください。「それでも肌荒れが進むケースもあります。じくじくしたり、出血したり、かゆみで無意識にかいてしまうようになったら、すぐに医療機関での適切な治療を受けましょう」(野村先生)

冬は肌に厳しい季節です。あきらめずにお手入れして、健やかな肌を守りましょう。

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