元プロ野球選手の清原和博氏(52)、元俳優の高知東生氏(55)が1日、東京・神田明神ホールで行われた厚生労働省主催「依存症の理解を深めるための普及啓発イベント」に出席した。
同イベントは、アルコール、ギャンブルや薬物など依存症に対する理解を深めることを目的としたもの。清原氏と高知氏は、元歌手の杉田あきひろ氏(54)、元NHKアナウンサーの塚本堅一氏(42)と「回復を応援し、受け入れる社会へ」をテーマとしたトークセッションにスーツ姿で登場した。4人は16年に薬物使用の疑いで有罪判決を受けた“華の2016年組”。その後自助グループでつながり、それぞれが前向きに進んでいるという。
この日は、新型コロナウイルスの感染防止の観点から無観客イベントとして実施。報道陣と関係者しかいない会場を見渡し、高知氏は「久しぶりです。カメラを向けられるとドキッとする。ねえ、清原くん?」と振れば、清原氏も「前はカメラに出ることは得意でしたけれど、怖いですね」と苦笑いした。
杉田氏、塚本氏、高知氏、清原氏の順番で自助グループに参加するようになったという。清原氏は「この4人の中では新人です」と笑いを誘い、「海外ドラマで見た皆で手をつなぐ平安の祈りをまさか自分がするなんて、と戸惑った。でも、包み隠さす話せることが僕にとって大きい。回復はみんなより遅れているけど、大きな一歩」と力を込めた。
依存症からの回復に向けて歩み出しているが、苦労や葛藤も多い。「副作用でうつ病になったり、アルコールにいってしまったり…。年に数回現実逃避したくてお酒を飲んで後悔しています。つい最近も飲んで反省しています。でも、(自助)グループとつながって量が減った」と明かした。また、この日は昨年3月5日に亡くなった母・弘子さんの一周忌。「今日は弟に任せて、命日に帰ります。去年厚労省のイベントに出て、少しは前に進めた。コツコツやっていきたいです」とした。
自助グループに通いながら、昨年11月に国内外のプロ・アマの野球選手向けの「ワールドトライアウト2019」で“監督デビュー”を飾るなど、回復にむけて前向きに取り組んでいる。執行猶予も6月中に終わるが、不安も抱えている。「自分の思い描いているものと、世間の皆さまが受け入れてもらえることが合わなかったら、どうしたらいいのか分からない。執行猶予があけたら、どうなるか怖いです」と率直な思いを吐露した。
一方、高知氏は「マスコミの皆さんは最近不倫を報じていますが、僕は愛人、薬物、ラブホテル。3カードそろっていて、ここまでくるとバカかと思います」と、逮捕された当初の自身を笑い飛ばした。自助グループに出席するようになり、心が軽くなったという。「全てを語り合い、分かち合うことができた。今までの年月何だったんだ、早く行けば良かったと思っています。」と、他のメンバーたちへの感謝を口にした。執行猶予が終わるまで、7か月を切った。「前はまだ長いと思っていましたが、今は執行猶予なんて忘れちゃった。自分は今、本気で生き直したいと思っている」と、熱を込めた。
司会者から、4人でユニットを組み、依存症への啓発を訴えるよう提案された。「やりましょうか」と前向きな杉田氏の一方で、清原氏は「僕は野球の方だけなんで」。やんわり断りつつも笑顔を浮かべていた。
報知新聞社
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