大阪ニュース
2020年5月30日
新型コロナウイルス対策で暑い時期にもマスク着用が推奨される中、熱中症予防を呼び掛ける動きがある。一方、大阪の化粧品会社からは、肌のトラブルを防ぐための対策も啓発されている。マスクの内側にガーゼを挟んで蒸れにくくしたり、こまめに水分摂取して体の内側から乾燥を防いだりと、暑さ対策を兼ね備えた方法もあり、関係者は「心身の不調を防いで」と呼び掛けている。
肌トラブルと熱中症予防にマスクの使い方のポイントを示す塩川さん=大阪市福島区 |
マスクを着用することでマスク内の湿度が上がり、のどの渇きに気づきづらくなることが指摘されている。例年よりも熱中症リスクが高まっているとして、小まめに水分補給などをするよう呼び掛ける自治体も出ている。
そんな中、ナリス化粧品(大阪市福島区)は、20〜59歳の全国の女性を対象に、マスクの使用状況や使用時の悩みについて4月に調査。有効回答は2118人で、マスクを使っている割合は9割超だった。
「使用していない」のは、55歳以上が1・8%だったのに対し、20〜34歳の各層は10%超。高齢層ほど使用率が高かった。
着用を通して「肌の調子が悪い」と回答したのも20〜24歳が34・0%と最多で、55〜59歳(3・3%)にかけて減少傾向。「かゆみ」や「べたつき」といった悩みもおおむね若年層の割合が高く、同社担当者は「使用率の低さと、着用による肌や心理面のストレスは相関関係があるのでは」と分析。快適にマスクを使えば、心身の不調を防ぐのに役立つとみている。
同社のエステティック指導トレーナーの塩川由美さんは、肌の不調の原因について「マスクの素材による刺激が影響したり、サイズが合っていないために擦れが増えてかゆみなどが起こる」と説明する。
マスクと肌の接触面は、皮脂が吸着されて肌に必要な油分が奪われる上、呼吸で蒸れた水分が蒸発する際に肌の水分も失われ、肌が乾燥するという。
そこで、マスクの内側にガーゼや、肌当たりの柔らかなオーガニックコットンなどのシートを挟めば「蒸れづらくなる」と説明。着用前にクリームなどを塗って滑らかにすると摩擦を軽減できると勧めている。
マスクをしていると水分を取りづらい状況になるのを踏まえ、「こまめに水分を摂取して、体の内側からも乾燥を防いでほしい」と呼び掛けている。気温も高くなり注意が必要だけに、適度な水分補給が肌のトラブルと熱中症の対策を兼ねた一石二鳥の方法になりそうだ。
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May 30, 2020 at 09:43AM
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