新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が大阪、兵庫、京都の近畿3府県で解除されて初の週末となった23日、営業を再開した観光施設や娯楽施設などには久しぶりに家族連れや観光客らの姿が戻った。ただ感染拡大前に比べると人出は少なく、訪れた人たちもマスクを着けたり手や指を消毒したりしながら、それぞれの休日を過ごした。
豚まん店に行列 神戸・南京町
神戸市中央区の中華街・南京町では23日、人気豚まん店に行列ができ、買い物や食事を楽しむ人もいた。兵庫県宝塚市から友人と訪れた主婦(53)は4月から外出を控え、買い物も自宅マンション内の店舗で済ませていたという。買い物袋を手に「(宣言解除を)待ちに待っていた。久しぶりにランチやショッピングを楽しんだ」。豚まん店に並んでいた神戸市の大学1年、山田智英さん(18)も「大学もオンライン授業。カラオケには行く気はしないが、少しは外に出たかった」と笑顔を見せた。
ただ、半数ほどの店舗は現在も休業中。ある飲食店主は「人出は以前の1~2割。徐々にでも元通りに戻ってほしい」と期待を込めた。
検温し一般公開 京都御所
京都市上京区の京都御所では23日、4月8日から休止されてきた一般公開を再開した。入り口となる「清所門」では、職員が訪れた人の検温を実施した。
午前9時の開門直後に訪れた近くの主婦(71)は「20年ほど前から散歩のついでによく寄るので、休止中は寂しかった。少しずつ人が戻ってくるといいですね」と語った。近くの会社員(52)は「以前来たときは観光客で混雑していたが、今日は人が少なくゆっくりできた。感染対策も取られていたので安心して楽しめた」と満足そうだった。
京都仙洞(せんとう)御所(同区)、桂離宮(同市西京区)、修学院離宮(同市左京区)も1日に入場できる人数を減らすなどして、23日に再開した。
エアハイタッチ 大阪・ボウリング場
東大阪市のボウリング場「HOSボウリングスペースhit」は1カ月半ぶりに営業を再開。常連客らがさっそくプレーを楽しんだ。
再開にあたり、客同士が距離を保てるようプレーできるレーンを一つおきにし、使用済みのボールを消毒するなどの感染予防策を実施。客にはハイタッチではなく、互いの手が触れる前に止める「エアハイタッチ」を呼びかけた。店に20年以上通う大阪市東成区の会社員、内宮達男さん(57)は「久しぶりにレーンをボールが転がる音が聞けてうれしかった。感染しないように自分も気をつけていきたい」と気を引き締めていた。
兵庫県西宮市で唯一のボウリング場「E―BOWLトマト西宮」も利用者数を制限するなどの対策を取って営業を再開した。北野周一社長は「感染予防を徹底するので、地域の皆さんに楽しんでもらいたい」と話した。【春増翔太、添島香苗、隈元悠太】
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May 23, 2020 at 06:39PM
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にぎわい少しずつ 3府県解除後 初の週末 観光施設に家族連れの姿戻る - 毎日新聞 - 毎日新聞
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