2020年08月28日08時57分
【サンパウロ時事】ブラジルの２０１８年の殺人被害者数が、前年比７６４６人減の５万７９５６人だったことが、政府系「応用経済研究所」とＮＧＯ「ブラジル治安フォーラム」が２７日に公表した報告書で分かった。過去最悪だった前年より１１．７％減ったが、殺人件数は１０万人当たり２７．８人で、日本（０．３人）の９３倍近くに達する。
警官職務放棄で無法地帯 ブラジル北東部セアラ州、殺人３．５倍に
貧しい北東部や北部の殺人件数が多く、最多はロライマ州で１０万人当たり７１．８人。最少は日本人や日系人が集住する経済中心地サンパウロ州の８．２人で、カーニバルで知られるリオデジャネイロ州は３７．６人だった。７割以上で銃器が使用され、被害者の５３．３％が若者。１５～１９歳男性の死因の５５．６％は「殺人」だった。 
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August 28, 2020 at 06:57AM
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ブラジル、「少し安全」に 殺人１割減も日本の９３倍 - 時事通信ニュース
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