ネットオークションやフリマサイトを利用するのも手!
購入するときはあんなに頑張って買った愛車でも、数年乗って手放すときには査定ゼロ……なんて悲しい思いをした人も多いのではないだろうか?
事故やトラブルで乗ることができなくなってしまったような車両であれば諦めもつくが、まだまだ元気に走ることができる状態であっても、走行距離や年式、市場での人気度などさまざまな要因によって値段が付かないというケースも少なくない。
広大な土地があれば、そのクルマがクラシックカーとして再評価されるまで大切に保管しておくというのも一つの手段ではあるが、その日が来るまでコンディションを維持するというのは並大抵の苦労ではないため、現実的とは言えないところだ。
では、査定で値段が付かなかったクルマを何とかお金に変える手段はなにがあるのだろうか?
まず最も一般的な手段と言えるのが、ネットオークションやフリマサイトを利用する方法だ。たとえ不人気車種であったり過走行車であっても、現状トラブルを抱えていないのであれば、とりあえずの移動手段が欲しいと考えている人に買ってもらえる可能性は高い。
また、車検が満了してから売りに出すよりも、ある程度車検残がある状態のほうが買い手が付きやすい印象だ。車検がないと車両価格に車検代もプラスしないと乗り出せないため、心理的なハードルが上がるからなのだろう。
ただ、車検がある状態で売却した場合、しっかり名義変更をしてもらえないと大きなトラブルに発展する可能性もあるため、判断が難しいというのも正直なところである。
次に考えられる方法としては、車両をパーツごとにばらして部品として販売する方法だ。車種によっては、車両はそこまで人気がなくてもある部品は人気車種と共通のものもあり、意外なものが意外な高値で売れる可能性もある。
ただし、これはある程度クルマに精通していないと売れる部品と売れない部品の判断が難しい点や、自分でばらす技量がないと厳しいという点がある。また、あまりにバラバラにし過ぎてしまうと、最終的に車体を処分するにも一苦労となるので、上級者向けと言えるだろう。
そこまで細かな部品までばらさなくても、ナビやオーディオ、ETCなどの車種問わず使えるものは意外と値段が付くことは多い。
そこまで手間ひまかけたくない、という人には「廃車買取店」に聞いてみるのもいいかもしれない。一般的な自動車買取店は、買い取った車両を販売することを基本としているため不人気車や過走行車は査定がゼロになることがあるのだが、廃車買取店は資源として再利用したり、海外へ輸出したり、部品として販売したりとさまざまなルートを持っているため、少額ではあるが値段が付く可能性があるのである。
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November 04, 2020 at 04:20AM
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