Pages

Thursday, December 3, 2020

コロナで困窮 支えあいの輪|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB

新型コロナウイルスの影響が続くなか、生活に困窮するひとり親世帯を支援しようと、米や餅などの食料を一足早い「クリスマスプレゼント」として無料で届ける取り組みが横浜市で行われています。
活動には、以前、食料支援を受けた大学生もボランティアとして加わり、困った人たちを助けようという思いやりの連鎖が広がっています。

今月1日、横浜市中区で生活に困窮するひとり親世帯に向けて、米や餅、それに、クリスマスカードなどをこん包する作業が行われました。
これは、子育ての負担が増したり収入が減ったりして、新型コロナウイルスの影響を強く受けるといわれるひとり親世帯を支援しようと、横浜市の社会福祉協議会が、集めた寄付金を使ってことし9月から始めた活動です。
今月は、一足早い「クリスマスプレゼント」としてこうした食料を市内に住むひとり親の750世帯に発送する予定です。
横浜市社会福祉協議会の若林拓担当課長は「ことし1年、コロナですごく大変な方が多かったと思うんですけれども、クリスマスはご家族で楽しく過ごしてほしいと思います」と話しています。
このプレゼントのこん包作業には、ボランティアとして大学生が参加しました。
そのうちの1人、神奈川大学3年の日光萌花さん(21)は、自分自身も半年ほど前、生活に困窮したときに食料支援を受けた経験があります。
横浜市内で1人暮らしをする日光さんは、ことし3月頃まで大学の学食や飲食店でアルバイトをしていましたが、新型コロナウイルスの影響で勤務時間が減って収入が激減し、1日1食しか食べられない日もあったということです。
こうした学生たちに支援の手を差し伸べたのが、大学のある横浜市神奈川区の六角橋地域と社会福祉協議会でした。
社会福祉協議会が寄付を集め、地域の人などが大学生を対象に米や商品券などを配ったのです。
この時の支援について、日光さんは「こんなにすてきな地域があるんだなって実感しました。横浜に住んでいて本当によかったという気持ちになりました」と話していました。
その時の感謝の気持ちから、困っている人のためにできることはないかと考え、今度は団体の活動を手伝うことにしました。
日光さん自身がひとり親世帯で育ったこともあって、いま、生活に困窮する世帯が味わっている孤独や苦しさは想像できるといいます。
日光さんは「こういう状況でつらいこともあると思いますが、1人じゃないということと、くじけそうな時にこういうのをもらうと、少しでも元気になれるのではないかと思うので、少しでも励みにして頂けたらいいなと思います」と話していました。
横浜市社会福祉協議会の若林担当課長は「困ったときはお互い様とか支えあいとか、そういった輪がどんどん横浜で広がっていけばいいなと思います」と話していました。

Let's block ads! (Why?)



"少し" - Google ニュース
December 03, 2020 at 03:25PM
https://ift.tt/3fZEpo4

コロナで困窮 支えあいの輪|NHK 首都圏のニュース - NHK NEWS WEB
"少し" - Google ニュース
https://ift.tt/2RcXI10
Shoes Man Tutorial
Pos News Update
Meme Update
Korean Entertainment News
Japan News Update

No comments:

Post a Comment