研究や試験などを通じて地域のものづくりを支援している香川県産業技術センターが、民間企業との共同研究の成果を発表しました。
香川県産業技術センターが毎年行っている発表会で、23日は食品と工業部門の16のテーマについて発表がありました。
研究は、民間企業からの要望を受けて行ったもので、そうめんの生地の延びが悪くなった原因や、イチゴの乾燥方法によって味や香りがどのように違うのか調べたものなどがありました。
(香川県産業技術センター/松岡博美 主任研究員)
「生鮮イチゴの風味に関与する成分の損失が少ない乾燥方法は、凍結乾燥や冷風乾燥と推察されました」
研究の成果は、今後の商品開発などに活用されるということです。
(香川県産業技術センター/河井治信 所長)
「県内企業において製品開発に少しでも寄与できるようなことを、これからもずっと産業技術センターとし取り組んでいきたい」
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