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Thursday, July 15, 2021

安田大サーカス・団長安田が「ワクチンを打ったのに感染」で知りたい「接種後、何日で十分な免疫ができるの?」 | Smart FLASH[光文社週刊誌] - SmartFLASH

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安田大サーカス・団長安田が「ワクチンを打ったのに感染」で知りたい「接種後、何日で十分な免疫ができるの?」

新型コロナウイルスに感染した団長安田(中央)。スポーツマンとしても知られ、ワクチン接種翌日には趣味の自転車に乗っていた

 7月15日、「安田大サーカス」のリーダー・団長安田が新型コロナウイルスに感染したと、所属事務所が発表した。

 発表によれば、団長は7月9日に1回目の新型コロナワクチン接種を受けていた。その後、13日にPCR検査を受けたところ「高リスク」の結果となり、翌日に改めて検査を受け、陽性と診断された。現在は保健所の指導の下、適切な生活を送っているという。来週以降に出演予定だったラジオ番組などは、出演見合わせとなった。

 気になるのは、団長が1度目のワクチン接種を受けていながら、感染したという点だ。6月29日に丸川珠代・五輪担当大臣(50)が「ワクチンを1回接種し、一次的な免疫をつけていただく」と見当違いな発言をして批判を浴びたが、まさに彼女の見識のなさを示すようなニュースとなった。

「2回接種したあとでも、新型コロナウイルスに感染する可能性はあります」と語るのは、ワクチン接種を担当する医師の1人だ。
 厚生労働省のウェブサイトには、新型コロナワクチンに関するQ&Aが掲載されているが、それによれば、通常ならば3週間の間隔を空けて2回接種するファイザー社のワクチンで、十分な発症予防効果が現れるのは、2回めの接種から7日後以降。1回めの接種から2週間以内は、ワクチンを打っていないのと同じ状態なのだという。モデルナ社のワクチンも、1回めの接種から4週間後に2回めを接種するが、十分な免疫ができるのはそれから2週間後だ。

 ファイザー社のワクチンの有効率は約95%、モデルナ社のワクチンの有効性は約94%と非常に高いが、ワクチンを打ったからといって、すぐコロナに感染しない体を手に入れられるわけではないのだ。

 本格的に始まったワクチン接種。感染拡大防止に有効なのは言うまでもないが、その効果をきちんと把握して臨む必要があるだろう。

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