大阪・吉村知事「コロナとの共存、少しずつ緩和しながら模索」
大阪府は28日午後、大阪府庁で「第59回大阪府新型コロナウイルス対策本部会議」を開いた。大阪府の吉村洋文知事は会議の中で「感染者数は大きく減少してますが急減少するということは急拡大することが十分あることです。いま重要なのは大きなリバウンドを防ぐことだと思います」と述べた。 【中継録画】大阪府が新型コロナ対策会議 「緊急事態宣言」解除で対応は?(2021年9月28日)
同会議冒頭で吉村知事は「(大阪府内の)感染者数は大きく減少しています」と現在の状況を説明。しかし「1日の新規陽性者数が3千人を超えたのは今月1日(3004人)とまだ今月の話です。緊急事態宣言は30日をもって解除になる見込みですが、その後が非常に重要だと思っています」と続けた。
また、緊急事態宣言が30日に解除される見込みであることを受け、飲食店などに出されている酒類提供の制限などについて「一気に解除・緩和するわけではなく、段階的に緩和していく」と話した。 そして「ひとり一人の感染対策の徹底をお願いし、社会経済をできるだけ動かしていく。コロナはゼロにはなりませんが、どうやったらコロナと共存できるのかを少しずつ緩和しながら模索していくことが重要だと思っています」と話していた。
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