少し遅くなったけれど、成人のお祝いを――。障害がある人たちの就労を支援する一般社団法人「障がい者みらい創造センター」(名古屋市南区・略称みらせん)の事業所を利用している4人が1月下旬、晴れ着で20歳の記念撮影にのぞんだ。自治体が主催する成人式には出席しなかった4人。「思い出に残るイベントをしてあげたい」という支援者の思いに、市内の企業が協力を申し出た。
「あれ? 成人式は?」
成人の日を数日後に控えた1月上旬、みらせんで代表理事を務める竹内亜沙美さん(38)は、新成人の利用者4人が自治体の成人式に出席しないことを知った。
「会いたい人がいない」と話す利用者。知的障害や発達障害があり、「大きな会場に行くとパニックを起こしてしまうかもしれないから」「興奮して大声を出してしまうかもしれないから」などと保護者も遠慮していた。
「障害があってもなくても成人するのがおめでたいのは一緒。何かできないか」。竹内さんはSNSでアイデアを募った。
それを知り、ハルカホールデ…
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