実戦初登板だった20日の練習試合・ロッテ戦(浦添)で2回途中6失点と大乱調だったヤクルトの奥川恭伸投手(20)が23日、浦添のブルペンで変化球を中心に45球を投げ込んだ。
炎上の原因を「変化球が決まらなかった。映像で見ると、自分のイメージと実際のボールに少しズレがあった」と自己分析。3日ぶりの投球練習では「そこ(イメージ)に近づける作業をしたかった」と、スライダーやフォークなどを丁寧に低めに集めた。
当日は10メートルの強風に気温13度の寒さという悪条件だったが、「シーズン中でも風の強い日や寒い日はある。言い訳にしたらダメ」と、新エース候補として意識の高さをうかがわせた。制球こそ乱れたものの、直球は最速149キロをマークしており、「この時期にしっかりスピードが出ているのはプラスの部分」と手応えも口にした。
ブルペンをチェックした高津監督は「非常によかった。本人は不満だった球もあるみたいだけど」と合格点。予定通り、今週末のオープン戦に登板させる方針だ。奥川は「投げてみないと分からないが、しっかり投げたい」と、慎重な口ぶりの中にも巻き返しへの意欲をにじませた。(星野 和明)
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