2022年05月02日(Mon)12時37分配信
スコティッシュ・プレミアシップのポストスプリット第35節が現地1日に行われ、セルティックとレンジャーズは1-1で引き分けた。セルティックの日本人3選手が先発起用され、FW前田大然は先制ゴールをアシストした。しかし、勝てば2年ぶりのリーグ優勝がほぼ決定という重要な試合で、あと一歩が足りなかった。（文：舩木渉）
前田大然、貴重な先制アシスト
【写真：Getty Images】
あとひと押しが足りなかった。
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スコティッシュ・プレミアシップのポストスプリット第35節が現地1日に行われ、セルティックとレンジャーズは1-1で引き分けた。
優勝を争うライバル同士のダービーマッチは、今季5回目。前節終了時点で首位に立っていたセルティックと2位のレンジャーズとの勝ち点差は6ポイントあり、もし今季最後の対戦でセルティックが勝てば、リーグ戦残り3試合でレンジャーズとの勝ち点差が9ポイントまで広がるため優勝がほぼ決定という大一番だった。
会場となったセルティック・パークのテンションは最高潮。ホームサポーターの後押しを受けたセルティックは序盤から攻勢に出て、21分に先制ゴールを奪う。
DFグレッグ・テイラーからの縦パスをペナルティエリア内で受けたFW前田大然が、右足の最初のコントロールで自分の前にスペースを作ると、すぐさま左足でゴール前に高速クロスを入れる。そして、中央でFWジョタが合わせてレンジャーズのゴールを揺らした。
左ウィングの前田がサイドの深くまで侵入し、逆サイドから右ウィングのジョタがしっかりと詰める。これはアンジェ・ポステコグルー監督が両ウィングに常に求めているフィニッシュの定番パターンだ。Jリーグ時代にゴールを量産していた前田が得意とする形でもある。
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