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Monday, September 19, 2022

最後の別れ「少しでも近くで」 それぞれの女王国葬―英 - 時事通信ニュース

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2022年09月19日23時07分

19日、ロンドンで、英女王の国葬をスピーカーを通じて聞き入る人々(EPA時事)

19日、ロンドンで、英女王の国葬をスピーカーを通じて聞き入る人々(EPA時事)

  • 19日、ロンドン中心部の公園ハイドパークで、スクリーンに映されたエリザベス女王の葬儀の様子を見守る市民たち(AFP時事)

 【ロンドン時事】「少しでも近い場所で見送りたかった」。エリザベス英女王の国葬が営まれたロンドン市内のウェストミンスター寺院周辺には19日、国内外から大勢が詰め掛け、それぞれの思いを胸に最後の別れを告げた。寺院近くの沿道でひつぎを運ぶ葬列を待っていた市内在住のアンドルー・ロスさん(63)は「(葬列の様子を)自宅のテレビで見ることもできたが」と断りつつ、あえて沿道に立った思いを語った。

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 この日は英全土で休日となり、ロイター通信によると、数十万人が通りでひつぎを見送った。ロスさんは前日、一般弔問の列に9時間半並び、議会議事堂のホールに安置されたひつぎを直接目にしたばかり。女王について「責任感が強いだけでなく、ユーモアのセンスもあり、本当に素晴らしい君主だった」と誇らしげに回想した。
 ドイツから4週間の語学留学に来ているという女性エバさん(33)は「たまたま歴史的なイベントに立ち会えて幸運だった」と感慨深げな様子。「ドイツには女王も国王もいないので、すべてが貴重な体験だ」と歴史の一場面を見守った。
 英メディアによると、葬列の通り道となるバッキンガム宮殿周辺にも、寝袋を持った徹夜組を含め多くの人が集まった。一方、人で埋め尽くされた沿道に並ぶのを諦め、街中の飲食店のテレビで国葬や葬列の様子に見入る人たちの姿もあり、それぞれの形で女王との別れを惜しんだ。
 女王のひつぎの一般弔問はこの日午前6時半(日本時間午後2時半)に終了した。約4日半にわたった弔問の最後の一人となった女性はBBC放送に対し「大変光栄に思う」と話した。

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