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Tuesday, November 22, 2022

「あまから茶屋」旧東海道の起点から少しのところで、旅人に思いを馳せる|サイクルスポーツがお届けするスポーツ自転車総合情報サイト - CycleSports

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東京のど真ん中、中央区京橋にポタリングの途中で立ち寄りたいカフェを紹介する。国道一号、東海道の起点がある日本橋から、銀座中央通りを道なりに銀座方面へと向かっていくと、コートヤード・バイ・マリオット東京と三井ガーデンホテル京橋の間にあるビルの1階に「あまから茶屋」という喫茶店がある。

あまから茶屋外観

ビジネス街のど真ん中にあるが、平日のランチ時でも比較的静かに過ごせる

一見するとサイクリスト向けという感じはないが、建物の角にあるガラス張りのお店は。店内から見える位置に駐輪してよいという。メニューは日本各地から探し出したこだわりの材料を使ったものばかりだ。

白玉あんみつ、どろろん本わらび餅

どろろん本わらび餅あまから茶屋

名物のどろろん本わらび餅(1400円、飲み物セット 1700円〜)

看板メニューは白玉あんみつ、どろろん本わらび餅。白玉あんみつに使われる寒天は、伊豆諸島神津島のテングサを原料としている。日本一の品質を誇るこのテングサ100%で作られた寒天に添えられるのは、北海道産のあずきを使った粒あんとこしあん2種類。そしてゆでたての白玉だ。ほんのりあたたかい。

どろろん本わらび餅、なにやら聞き慣れない名前だ。本わらび餅というのは、本わらび粉を使って作られる。では本わらび粉とは何かと言えば、真冬に採取された稀少な蕨(わらび)の細い根茎を粉砕と真水濾過を繰り返して作られた物。聞けば、一般のわらび餅は、馬鈴薯澱粉、片栗粉、タピオカ粉、葛粉など混ぜているものが多いそうだが、混ぜ物なしで作っているという。

その本わらび餅は、注文が入ってから練り始めるという丁寧さだ。供された本わらび餅をフォークですくい上げると、とろりとほどけ、中からこしあんが顔を覗かせる。たっぷりまぶされた北海道産きなこをたっぷり付けていただく。

他には、良い栗が収穫されたときだけ供される「手ほぐし大栗きんとん」、「手ほぐし栗しるこ」もある。

あまから茶屋

写真の「手ほぐし大栗きんとんセット(1800円)」の他に、「手ほぐし栗しるこ(1600円)」もある

茶屋ラーメン

あまから茶屋ラーメン

すんだスープの茶屋ラーメン(1500円)。栃木のそばを、金ごまのたれでいただく「金ごまだれ蕎麦(1300円)」もオススメ

しっかり食べたい人には「茶屋ラーメン」。塩、化学調味料を一切使っていないスープというが、それでいてしっかりとしょっぱさがある。出汁をとるのに使う肉や野菜、魚介類がそもそも持っている味がきいているとか。

都内を散走する途中、ちょっと休憩に立ち寄るのに良いポイント。それでいて、体に優しい上質な甘味が味わえる。サイクリストウェルカムなお店だ。

あまから茶屋営業時間

営業時間:11:00~ラストオーダー17:30
定休:第1日曜日(天候などによる臨時休業・早閉店あり)
住所:東京都中央区京橋1-5-8 三栄ビル 銀座中央通り「京橋二丁目」交差点角ミッドタウン八重洲から徒歩2分
無料駐輪場あり
臨時休業/早閉店もあるのでお電話でお確かめください。

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