高梨沙羅、今季初の予選首位に笑み「ようやく少しずつかみ合い始めた」／ジャンプ - サンスポ

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高梨沙羅

ノルディックスキーのワールドカップ（Ｗ杯）ジャンプ女子蔵王大会は１２日、山形市のアリオンテック蔵王シャンツェで個人第１２戦（ヒルサイズ＝ＨＳ１０２メートル）の予選が行われ、高梨沙羅（クラレ）は９４・５メートルを飛んで１１０・９点をマークし、トップで通過した。

高梨が今季初めて予選首位で本戦に進んだ。踏み切りから空中姿勢への移行がスムーズで、最長不倒の９４・５メートルをマーク。今季は不振に苦しんでいるが、浮上の兆しに「ずっとかみ合わないジャンプが続いていたけど、ようやく少しずつかみ合い始めた」と笑みがこぼれた。

着地が乱れ、飛型点は４７・５点。「課題は、テレマークが入っていなかったこと。ジャンプをもう一回見直して準備していきたい」と反省も忘れない。２０１２年に初めてＷ杯を制した思い出の地で復調を期す。

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