エイジングケア美容液ブランド「fracora(フラコラ)」を運営する協和とパナソニック システムネットワークス開発研究所は、肌の自己管理アプリ「fracora 美肌スキャン」(iOS版)を6月中に公開すると発表した。
人生120年時代と言われる昨今、多くの大学や研究機関が「老化」に関する生命科学の研究を進めており、様々な技術が急激に進化を遂げている。協和で運営する「fracora(フラコラ)」は、この最先端の生命科学技術へ着目したサービスと商品開発を進めるべく、2022年にブランドステートメント「エイジングケア3.0」を新たに制定している。
今回発表された肌状態管理アプリ「fracora 美肌スキャン」では、生命科学技術へ着目しているフラコラで持つ知見と、パナソニック システムネットワークス開発研究所の保有する先端センシング技術の融合により、高精度な肌分析を実現。
さらに、近畿大学医学部の山田秀和教授がアドバイザーとして参画。「美肌スキャン」の肌状態の分析指標の策定と、分析技術の設計アドバイスなどを担当している。
注目ポイントは、高度な解析技術により肌の状態がスコアで分かるだけでなく、エイジングの状態を分析しわかりやすく表示してくれるところ。しかも、その情報を時系列で見える化し、毎日や季節ごとの肌状態の変化を数値で管理することができるうえ、肌状態にあわせ一人ひとりに最適なケアアドバイスも提示してくれるという。
<公開時の機能>
・スマートフォンでの撮影だけで、肌状態を自動でスコア化
7つの項目(毛穴/キメ/しわ/小じわ/たるみ/クマ/シミ)をスコア化し、推定肌年齢を提示。この項目は、フラコラのユーザーからのアンケートやカウンセリングから得た悩みを元に策定している。
・肌状態の項目ごとにエイジングの進行を予想(特許申請中)
項目ごとに、現在の肌状態のレベル感を色のグラデーションで表現。ケアが必要な部分を濃いブルーから薄いブルーでわかりやすく段階的に表示する。
・最大半年分の肌状態とスコアを時系列で可視化
肌状態とそのスコアを長期的に時系列に可視化することで、体調や季節の変化による肌のコンディションを把握でき、自身の肌の傾向や変化を知り、対策を行なうきっかけづくりを可能にする。
・肌状態に応じたケア方法をAIレコメンド
肌状態のスコアが低かった点を中心に、フラコラで持つノウハウを蓄積したAIが、肌分析結果に基づき最適なケア方法と、おすすめのフラコラアイテムをレコメンドする。
なお、フラコラでは、2004年よりエイジングケアに特化したスキンケア製品を取り扱い、3年連続でエイジングケア美容液ブランドシェアNo.1(※)を獲得。
フラコラではかねてから、ユーザーが持つ美容や健康に関する悩み・情報をデータ化し、商品開発やコンテンツ開発に活用することでより高実感を提供できると考え、様々な取り組みにチャレンジしており、今回の「fracora美肌スキャン」の提供を通じて、「そのデータとフラコラの知見を活かしたAIによるアドバイスで、お客様がより輝く毎日を送っていただけることを目指しています」としている。
一方、パナソニック システムネットワークス開発研究所では、「テクノロジーによる価値創造で未来を拓く」を企業パーパスとして、センシング・AI・無線・エネルギー分野の先端技術への追求と活用へのこだわりを持ち、パナソニックグループをはじめとした様々な企業、団体、機関などとの技術受託開発・協業・共創活動を通じて、ユーザーの困りごとや社会課題の解決に寄与している。
「fracora美肌スキャン」では、そんなパナソニック システムネットワークス開発研究所が保有するセンシング技術と画像処理技術の活用により、スマートフォンの撮影でもフラコラが目指す肌状態の高精度検出が可能となったという。
※ 化粧品マーケティング要覧2023No.1美容液抗老化2022年実績(株)富士経済
関連情報
https://www.fracora.com/
https://group.connect.panasonic.com/psnrd/
構成/立原尚子
からの記事と詳細 ( 協和とパナソニックが高精度な肌分析を行なう肌状態管理アプリ「fracora美肌スキャン」を開発|@DIME アットダイム - @DIME )
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