前回、10月第32回寬仁親王牌・世界選手権記念トーナメント(GI)を走ったものの、3、6、9、8着と精彩を欠いた。GIのレベルの高さもあるが、元々状態がかみ合っていなかったと言う。
「5月のダービーの落車で痛めた左肩の痛みがひどくて。10月になっても痛みが引かないんです。弥彦あともかなり痛くて直前の練習ではダンシングすらできませんでした」と歯を食いしばりながらレースに挑んでいた。
これはおかしいと、弥彦のあとに病院でレントゲン検査をしたら「肩鎖関節がずれていました」と衝撃的な事実を知った。「あまり経験が無かったものだから、こういうのって時間が解決して自然と治るものだと思っていたんです。まあ、なぜかが分かっただけでも」と根本的な原因を知り少しは気持ちが晴れた。
あとは治療に専念するだけだ。「治療をしてもらい、痛みは少しマシになったし練習もできるようになってきました」と気持ちを新たに今シリーズに注力する。(netkeirin特派員)
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