40代ミドル男性の美容の悩みといえばこれまで髪に関するものが圧倒的だった。そこに加えてこの5年、関心がぐんと高まっているのが肌を保湿するスキンケアだという。育児参加をはじめ男性の生活が多様化して、女性の目や同世代の男性との見た目の差を意識するシーンが広がったことが背景にあるようだ。乾燥が気になるこの時期はスキンケアを始める好機。男性化粧品「ルシード」を展開するマンダムで、たった1分で差がつくお手軽スキンケアを学ぶ。
■40歳は自分でも体の変化に気付く節目
2019年に30周年を迎えたルシードは整髪剤やシャンプーなどヘアケアからスタートし、15年ほど前からスキンケアに力を入れている。5年前からは「40歳からの化粧品」をうたい、ミドル対象商品であることを強くアピールするようになった。「男性の40歳は肌、髪質、においが変わり、自分でも体や心の変化に気付く節目。40歳向けだと提案すると自身の変化の気づきと重ね合わせて、納得して使いたくなるようです」と男性肌に詳しい同社基盤研究所生理解析研究室グループリーダーの山口あゆみさんは話す。
人生100年時代といわれ、仕事での現役生活が長くなることが予想されるなかで、加齢に対する意識も高まってきた。かさついた肌はしわの要因にもなり、老けた印象になりやすい。ルシードの開発にも携わる、第一マーケティング部主事の田渕智也さんが以前実施した調査によると「スキンケアをしている男性の比率は5年前は2割に届きませんでしたが、現在では46%まで上がってきました」という。
とはいえ、依然として顔は洗いっぱなし、つけるものはひげそり後のローションだけという男性が多数派。お手入れは面倒と感じる人が圧倒的で「少しでも手軽にできることが大切」(田渕さん)だ。そこで田渕さんと山口さんに1分でできる簡単なケアを教えてもらう。
■初めての人でも手に取りやすい化粧水
スキンケアの第1ステップは朝晩の洗顔後、肌が乾燥してしまわないうちに化粧水で水分を補い、保湿することだ。500円玉分くらいの分量の化粧水を手のひらにとり、両手全体に広げ全顔につけていく。顔の中心から外へ向かって、少し引っ張り上げるようになじませていこう。ばしゃばしゃとたたきつけるのではなく、手全体で肌をプッシュするようにすると中まで浸透しやすい。お手入れ時間はたった1分だ。
洗顔で汚れや余分な皮脂が除かれた状態の肌は化粧水などが浸透しやすい。「スキンケアは初めてという人がもっとも手に取りやすいのが化粧水です。これだけでも肌の感覚が違うのが分かります。ただ、油分が少ないため、40歳を超えてより乾燥が進んでいるなと感じる人におすすめなのは乳液やクリームです」と田渕さん。
ルシードでは近年乳液がヒット商品となっている。化粧水と違って乳液は油分が多く、べたべたして、脂ぎってみえるのではないかとの心配もあるのだが、山口さんによれば「乳液の処方をさっぱりとした使用感にしたことでニーズが高まりました」と話す。
本来、スキンケアの理想的な使い方は化粧水→乳液→クリームという3ステップ。でも化粧水だけ、乳液だけという単品使いでも十分保湿になる。とくに乳液は「実感として肌が変わってくるのが分かりやすい。乾燥が気になる今の時期は、乳液での手入れが効果的です」と山口さん。乳液の手入れも化粧水同様、中心から外に向かって全顔に広げ、肌を押さえ込むようになじませる。また、化粧水でも乳液でも手に残ったものは加齢が表れやすい首筋になじませるとよい。
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