Atolla
- D2Cのスキンケア・ブランド「Atolla」が、顧客に合ったフェイシャル・セラムを作る独自のアルゴリズム・プロセスの特許を取得した。WWDが報じた。
- 月額45ドル(約5000円)のこのフェイシャル・セラムは、月に1度、携帯電話を使った自宅で受けられるテストの結果をもとに、それぞれの顧客に合わせてカスタマイズされる(そして絶えず改良されていく)。
- 今回の特許取得は、美容業界における贅沢としてのカスタマイズ化の増加、ハイエンドなスキンケア市場がこの先、向かおうとしている方向を示すものだ。
昨今、アルゴリズムはソーシャルメディアのフィードからブラのサイズまで、あらゆるものをカスタマイズしている。このパーソナライズ化のトレンドは、美容業界も例外ではない。
メイクでは、資生堂やランコム(Lancôme)の「Le Teint Particulier」が客にぴったりなファンデーションのカスタマイズを可能にし、ヘアではProseやFunction of Beautyがシャンプーの処方をカスタマイズ可能にしている。
そして今、スキンケアではパーソナライズ化された美容液が登場した。
WWDは、D2Cのスキンケア・ブランド「Atolla」が顧客の肌を分析し、その人に合わせたフェイシャル・セラムを作るプロセスの特許を取得したと報じている。
1つの製品のみを展開するAtollaは、マサチューセッツ工科大学の卒業生2人とボストンの皮膚科医ラネラ・ヒルシュ(Ranella Hirsch)氏が立ち上げた。月に1度の自己テストで、肌の健康に影響を与えるさまざまな要素(気分やストレス、水分、敏感さ、ライフスタイルなど)を測定、チェックする。テストにかかる時間は10分ほどで、携帯電話でアンケートに答え、センサーで油分、水分、pHレベルを測る。
このテストの結果がパーソナライズ化されたセラムの処方に反映される。処方は月ごとに変わる可能性もある。料金はひと月45ドル(テスト料、送料込み)で、25ml(1日2回、30日分)のセラムのボトルが届く。
共同創業者のメーガン・モウピン(Meghan Maupin)氏は2019年4月、「スケールし続ける中で、わたしたちのアルゴリズムは絶えず反復し、賢くなっている」とAllureに語っている。「最終的には、顧客の肌を熟知し、1年後にどうなるか分かるようになるだろう。つまり、望まない変化にただ対応するのではなく、予防できるということだ」と、モウピン氏は言う。
この価値提案こそが、こうした"ハイテクなパーソナライズ化"をスキンケアにおける次の最先端領域にしている。ヒルシュ氏は「このセラムは、顧客が自分の肌に望む目標や結果を達成するために、時間ともに一緒に変化していく」とWWDに語った。
美容に対する画一的なアプローチを避けることは、容易になりつつある。そして、「スマート」にパーソナライズ化された製品とプロセスは、まだ始まったばかりだ。
(翻訳、編集:山口佳美)
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February 21, 2020 at 08:45AM
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独自のアルゴリズムで1人1人の肌にぴったりな美容液を作るスキンケア会社が特許を取得 - BUSINESS INSIDER JAPAN
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