【ソルトレークシティー=矢内由美子】女子1000メートルは高木美帆(25)が1分12秒34で銅メダル。小平奈緒(33)は1分12秒86で6位だった。

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女子1000メートルの小平は持ち味のダッシュ力を出しにくいアウトスタート。自己ベストから1秒以上遅い1分12秒86で6位だった。

優勝した前日の500メートルのレース後、ドーピング検査が長引いたのも疲労回復を妨げた様子で「技術も体力も少しずつズレていた」と率直に残念がった。ただ、同走の世界記録保持者、ボウ(米国)が不振からはい上がろうとしている気迫を真横で感じられたのはプラス材料。「私もベストを尽くそうという空気をまとってスタートラインについた」と納得していた。