東京五輪の聖火リレーは6日目の30日、群馬県を巡った。日本人初の冬季五輪メダリストで元国際オリンピック委員会(IOC)副会長の
国後島で生まれ、2歳の頃からスキーを始めた。5歳の時に父
「身につけた基礎が結果で花開いた」。米国留学中の1956年、イタリア・コルティナダンペッツォ五輪のアルペンスキー男子回転で銀メダルを獲得した。
その後は語学力を生かして米国内で働き、82年にはIOC委員に選出された。副会長時代の2006年トリノ冬季五輪では、トーチの重さが約1・9キロだった。子どもが持つことも考えて、軽量化を提案した。11年に退任し、現在は名誉委員を務める。
新型コロナウイルスの感染拡大で、五輪を取り巻く環境は一変した。だが、信念は変わらない。選手が技を競い、理解し合って友情が芽生え、世界平和につながる――。海外からの一般観客がいない今大会も「スポーツの力を世界に伝えられる」と信じている。
5月に90歳を迎えるオリンピアンは、トーチを片手で掲げて、担当区間を駆け抜けた。トーチの重さは1・2キロ。走り終えた後、笑顔で振り返った。「少し軽くなったかな」
からの記事と詳細 ( 「トーチ少し軽くなったかな」…群馬で聖火リレー 89歳 冬季初メダリスト猪谷さん : 東京オリンピック2020速報 : オリンピック・パラリンピック - 読売新聞 )
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