エキス開発に用いた米
- 産学連携によるものづくり推進
- 名古屋大学が品種改良した米からメナードの抽出技術によって抽出したコメエキス
- コメエキスNUに肌のバリア機能を高め、肌荒れを防ぐ効果を確認
*1 フィラグリン 肌の保湿や角質層の形成に関わる重要なタンパク質の一種。
*2 オクルディン 表皮の細胞同士を強固につなぎ、外界からの異物侵入を防ぐ重要なタンパク質の一種。
<参考資料>
1.肌のうるおいとバリア機能
肌のうるおいを保つ役割は角質層が担っています。角質層は、外部刺激を防御するのと同時に、肌内部の水分を逃がさないように一定に保っており、これをバリア機能と呼んでいます。
このバリア機能を維持するためには、角質層の形成に関わる「フィラグリン」や「オクルディン」と呼ばれるタンパク質が重要な役割を果たしています。
図1.肌のバリア機能
2.コメエキスNUのバリア機能を高める効果
これまで名古屋大学では、多くの米の品種改良を行ってきました。今回はこの品種改良した数多くの米から厳選したものを用いて、メナード独自の抽出技術によってエキスを抽出しました(コメエキスNU)。
このコメエキスNUを用いて、表皮の細胞に対する有効性を確認したところ、バリア機能に重要な「フィラグリン」と「オクルディン」の遺伝子発現を高めることが分かりました。以上より、コメエキスNUには、肌のバリア機能を高める効果が期待されました。
図2.表皮細胞のフィラグリンおよびオクルディンの遺伝子発現
3.コメエキスNUによるバリア機能の低下を予防する効果
肌のバリア機能の低下は肌荒れの原因になります。今回、培養皮膚モデル(人工皮膚)を用いて、コメエキスNUのバリア機能の低下に対する予防効果を検証しました。
バリア機能を低下させる処理(SLS処理)を行った人工皮膚*3では、フィラグリン(緑色:FLG)の発現が低下し、色素(赤色:RhoB)が肌の内部まで浸透している様子が観察されましたが、あらかじめコメエキスNUを配合した製剤を人工皮膚に塗布しておくことで、SLS処理によるバリア機能の低下が予防されることが分かりました。以上より、コメエキスNUには、バリア機能の低下を防ぐ効果が期待されました。
*3 バリア機能を低下させた人工皮膚モデル
人工皮膚に界面活性剤(ラウリル硫酸Na:SLS)を塗布することで人工的に肌荒れを起こさせたモデル。このモデルでは、フィラグリンなどのタンパク質の発現が低下することでバリア機能が低下し、異物に見立てた色素が肌の内部まで浸透する。
図3.人工皮膚のバリア機能低下に対するコメエキスNU の予防効果
4.手荒れに対する予防効果
手荒れが気になる男女21名を対象に、1か月間コメエキスNUを配合したハンド用美容液を使用してもらい、手荒れに対する効果について検討しました。1か月間の使用によって手のカサつきや手荒れを防ぐ効果が見られました。
図4.コメエキスNU を配合した美容液による手背の肌荒れの予防効果(代表例)
からの記事と詳細 ( 日本メナード化粧品、名古屋大学が品種改良した米に肌のバリア機能を高め、肌荒れを防ぐ効果を発見! - PR TIMES )
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