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Friday, May 28, 2021

美容皮膚科医が解説する夏の肌トラブルを回避する保湿ケアのすすめ - @DIME

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夏の肌トラブルを根本から解決するためにはどのようなケアが必要なのか?パナソニックは美容皮膚科医・貴子先生より医師の観点から話を聞いた「夏こそ気をつけたい乾燥肌対策」と「夏の肌トラブル改善に向けた正しい知識」を紹介した。

夏こそ「保湿ケア」が超重要!美容皮膚科医 貴子先生による徹底解説

◆夏の「隠れ乾燥」とは

マスク生活により常に肌が覆われていることから「乾燥」については意識しにくくなり、保湿が手薄になっている方も多いかもしれません。

しかし、マスクで肌表面を覆うということは摩擦が生じるということ。特に不織布マスクの場合は、肌への摩擦の影響が大きいです。マスクを1日中着用する人は、摩擦の影響を最小限にするためにも、意識的に肌の保湿が必要です。

また、特に夏になると、肌のベタつきを感じる方も多いと思いますが、実は「肌の乾燥」が根本的な原因なのです。夏は保湿ケアをすると余計ベタつきを感じるから控えているという方も多いですが、実はその行為が「夏の隠れ乾燥肌」を生んでしまっています。

冬場は空気が乾燥することから「肌の乾燥」も意識しやすいと思います。しかし、実は夏の方がエアコンによる室内の乾燥に加え、「冷え」を原因とした代謝の低下により肌の乾燥が生じやすくなります。また、夏場は気温が高く、汗が出るため自分の肌がしっとりしていると勘違いしてスキンケアがおざなりになりやすいことや、たくさん汗を流すことによって肌の水分や保湿成分が一緒に流れ落ちてしまうこと、冬と比較して紫外線が強くなることなど、様々な原因で実は乾燥というダメージを受けやすくなっているのです。

夏の乾燥によって引き起こされるトラブルとして一番注意したいのが、ターンオーバーの低下です。メラニンができやすい夏場に肌のターンオーバーが低下すると、くすみやシミができやすくなります。

実際、患者さんのお悩みでも、夏は紫外線によるダメージから、毛穴やシミの悩みが多くなり、秋から冬にかけてしわやたるみが目立ってきます。夏の間にダメージを回復させる保湿ケアをしておけば秋冬に起こってくる老化を抑えられるので、エイジングケアのためにも夏場の保湿ケアが重要です!

◆夏の肌トラブル対策のための「保湿ケア」には

汗をかくことで乾燥を促進させてしまうことを説明しましたが、では発汗後にどのようなケアを行ったら良いのでしょうか。

汗には体温を調整する役割がありますが、汗が蒸発すると肌のうるおいまで奪われてしまいます。その上、乾燥してしまった肌に、汗に含まれる塩分や尿素、雑菌などが浸入すると、さまざまな肌トラブルが起こりやすくなります。

そのため、しっかり汗を拭いてから、乾燥を防ぐ為に肌に化粧水を浸透させることが大切で、化粧水の後は必ず乳液などの油分でフタをする、日焼け止めで紫外線ダメージを回避する等といったケアも効果的です。

また、夏はお化粧崩れで悩まれる方も多いと思いますが、お化粧崩れを防ぐにはしっかりとした「保湿ケア」が重要です。皮脂は肌を外部刺激から守ったり水分の蒸発を防いだりしていますが、多量に分泌されるとお化粧崩れの原因になり得ます。肌が乾燥すると、肌を外部刺激から守るために皮脂が過剰に分泌されますので、保湿をして事前に皮脂や汗の過剰分泌を防止することがお化粧崩れの防止につながります。

さらに、汗でドロドロになったメイクは、一回のクレンジングだけでは落ちづらいため、夏のクレンジングはとても重要です。また、夏は皮脂の分泌量が増えますが、余分な皮脂が肌に残ると、皮脂が酸化して肌荒れや毛穴の黒ずみ、肌の炎症などの原因になりかねません。

そこで、週に1-2回はディープクレンジングを行い、日々のスキンケアにおいても角質層まで浸透させる保湿ケアを行うことが「夏の隠れ乾燥肌」を防ぎ、美肌を目指すためには欠かせないお手入れ方法と言えるでしょう。

美容皮膚科医 貴子先生 松倉クリニック代官山 院長

構成/ino.

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