◇27日 広島1―1中日(マツダ)
やっと出た。高橋周が1回1死三塁で先制の右前適時打を放った。タイムリーは6月9日の楽天戦(楽天生命パーク宮城)以来、約3週間ぶりとなった。
「少し泳がされましたけど、いいところに飛んでくれました。久しぶりにタイムリーを打てて良かったです」。広島先発・森下に追い込まれてからの6球目、外角チェンジアップを引っ張り込んだ。
塁上でニコリともしなかったのは、できなかったから。それほど好機を生かせなかった。リーグ最低の得点圏打率2割、加えて月間では0割8分で臨んだ一戦だった。
チームの得点力不足の原因のひとつが、主将のバットなのは間違いない。昨季は得点圏で3割5厘。主力だからこそ攻められ方は複雑に、そして厳しくなっている。
いつか出る1本に向かって準備してきた。全体ミーティングが終わるとスコアラーに個別の対策を聞き、ゲーム直前ももう一度尋ねて確認してきた。打ちたい気持ちの分だけ情報を仕入れて、不安をコントロールしてきた。打席に入る前に頭を整理してバットを構え続けた。
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