近所で入手できる「ごま油」1本で全身が潤う
早朝、ごま油を香炉であっためて全身マッサージ。若返りのための怪しい朝の儀式のようで毎回笑えてくる(写真:筆者提供)
疫病、災害、老後……。これほど便利で豊かな時代なのに、なぜだか未来は不安でいっぱい。そんな中、50歳で早期退職し、コロナ禍で講演収入がほぼゼロとなっても、楽しく我慢なしの「買わない生活」をしているという稲垣えみ子氏。不安の時代の最強のライフスタイルを実践する筆者の徒然日記、連載第11回をお届けします。
齢50を過ぎて人生初のストリートスナップ
我ながら涙ぐましいとしか言いようのない苦闘の末、ついに「服をたくさん持っている=オシャレ」という、我が人生に当前のような顔をしてガッチリ食い込んでいた「呪い」からの脱出に成功した経緯を延々と書いてきた。
もう服なんてそうそう買いたくない。こんな私を「オシャレをやめた人」と言わば言え。平気でーす。何しろフランス人が味方についている。
で、物事とはおしなべて、このように自分を騙す……いや間違えた「納得させる」ことに成功してしまえば、結果は不思議についてくるらしい。気の持ちよう、というやつだ。
何しろですね、先日美容院の帰りに道を歩いていたら、とあるオシャレ雑誌に齢50を過ぎて人生初のストリートスナップされたんですヨ!
ま、冷静に考えればアフロの目くらまし効果95%であろうが、にしてもちょっとくらいはオシャレに見えなければスナップなどされまい。いやこの際だから、私は客観的にも間違いなくオシャレであるとセルフ認定することにした。
なんとも感慨深い。
何と言ってもこれで、お金の呪縛ってものから脱け出す大きな一歩を踏み出したことは間違いない。
からの記事と詳細 ( 「高級化粧品一式」と決別した私の肌が若返った訳 - 東洋経済オンライン )
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