“ゆず肌”トラブルに効く「花咲かGワックス」
塗装専用のガンで吹いたとしても、シンナーの量やシンナータイプを間違えると(夏/冬用)、得てして”ゆず肌”に仕上がってしまうのがペイントの難しさ。ゆず肌とは表面にぷつぷつと目視でわかるほどの凹凸が出るさま。果物のゆずの皮の表面に似ている。もしもゆず肌に仕上がってしまったら、重ね塗りで何とかしようなどとは考えず、完全乾燥後に表面を整え、クリア塗装で仕上げれば良いこともある。ところが、そのクリア自体もゆず肌になってしまうと目も当てられない…。 色仕上げでもクリア仕上げでも、ゆず肌になってしまった場合には、完全乾燥後に耐水ペーパーで磨き、「花咲かGワックス」を使ってさらに磨きを入れることで、思いのほかいい感じの光沢を得られるようになる。 今回試したパーツのように、まるであえてゆず肌に仕上げたかようなものでもないかぎり、納得の仕上がりを得られるはずだ。トライしてみよう!! ──【榮技研 花咲かGワックス 220g】サンデーメカニックにファンが多い高性能ケミカル。オープンカーの幌やトラック幌などの黄ばみやすいビニール窓の磨きにも最適だ。●価格:3080円〈ギャラリー写真1〉 ──「あえて”ゆずペイント”に仕上げたのか?」とも思えるようなカワサキのサイドカバー。手抜きせずに下処理から仕上げていけば、こうはなりにくいのだが…。〈ギャラリー写真2〉 ──800~1500番の耐水ペーパーを準備し、徐々に細か目にしながらゆず肌を磨いてみた。ペイント仕上げの下処理には耐水ペーパーを。〈ギャラリー写真3〉 ──折りたたんだペーパーや指先で保持して耐水磨きすると、指に馴染んでシャープな磨きができないので、スポンジブロックをバックに利用。〈ギャラリー写真4〉 ──磨き部分以外の境界線にマスキングテープを貼り水道水を霧吹きする。耐水研磨によって研ぎ落とした顔料がからんでキズつける心配が減る。〈ギャラリー写真5〉 ──スポンジブロックがない場合には、木っ端に耐水ペーパーを巻き付けても良い。表面を滑らせるように番手の小さなペーパーから耐水研磨。〈ギャラリー写真6〉 ──作業途中は輝きがなく、研磨箇所の表面は艶消し状態になっている。フィニッシュで花咲かGワックスを利用すれば、驚きの輝きになる。〈ギャラリー写真7〉 ──800~1500番まで前工程の研磨痕を消すように耐水ペーパーで磨く。そして、マイクロファイバーウエスと花咲かGワックスで磨くとこの通り。〈ギャラリー写真8〉
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