年を重ねると下着による肌トラブルが多くなるようです。読者会議メンバーを対象に実施したアンケートでも「肌が赤くなってしまう」「レース部分にかゆみを感じることがある」「肌にあたるブラジャーの金具部分が気になるようになった」など、50~70代女性からさまざまな声が寄せられました。朝日新聞朝刊「Reライフ」面で「下着で若々しく」を連載した、インナーウェアコンサルタントのおぬまともこさんに、下着による肌トラブルの対処についてうかがいました。
Q:埼玉県の60代女性からの質問 「ブラジャーのタグが肌にあたってチクチクしたり、かゆくなったりします。どうしたら? 」
ブラジャーに付いている品質表示タグが不快になってきました。肌にあたってチクチクしたり、かゆくなったり。時にはレースでかゆみが出ることもあります。
A:おぬまさん 「年とともに肌が柔らかくなり、“肌あたり”が敏感になる女性は多いようです。下着選びを見直してみましょう」
下着の肌トラブルは「素材」が原因と考える方は多いでしょう。でも「肌あたり」という原因も多いのです。 肌が柔らかくなると、ちょっとした「スレ」や「あたり」に敏感になってきます。例えば、ショーツの脇の縫い目、ブラジャーの肩ひもの付け根、また品質表示タグなどです。ごろついて、かゆくなったり、赤くなったりしたことはないでしょうか? 私も最近新しいブラジャーのカギホック部分が一日中気になり、確認したところ糸1本の飛び出しが原因だったことが分かり、肌がこれだけ敏感になっていることに驚きました。 素材そのものの肌触りがよくても、縫い糸やタグが原因で肌トラブルが起きてしまうことがあるのです。でも最近では素材だけでなく「肌あたり」もやさしい下着が増えてきました。
肌にあたらない縫い目
年齢を重ねると縫い目が気になるようになります。少しの糸の飛び出しや縫い終わりのごろつきなどで、かゆみを感じることもあります。そこで、縫製ではなく、接着で生地を張り合わせる技術が進んでいるのです。さらに切ってもほつれない生地を使用し、縫い目そのものがない下着も登場しています。リラックス用のブラジャーに見られ、最近では、バストラインや着用感も満足できるものが多くなりました。生地端がフラットなので、ごろつきがないうえに段差ができにくいメリットもあります。綿の混用率が高い素材の生地でも採用されている工夫ですので、肌が敏感になり、「どうしても縫い目が気になる」という方にはおすすめです。
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