昔話に耳を傾ける生徒も利用者も笑顔だった。今年も残りわずかとなった10日、神埼市の神埼清明高の生徒41人はグループごとに介護実習に臨んだ。
介護福祉士を目指す上で実習は欠かせず、同校は夏と年末に実習を行っている。ただ、コロナ下の昨年は校内実習で代替した。ようやく感染状況が落ち着き、例年通りとはいかないものの、施設側の受け入れも可能に。生徒たちは真剣なまなざしで実習に励む一方、ほっとした表情も見せた。
「例年より現場の実習が少なくて…。不安もあったのでよかった」と2年の執行那奈さん。同じく2年の平林梓希さんは「前より戸惑わず、利用者の方とコミュニケーションを取ることができた」と喜んだ。
デイサービスセンターかんざき清流苑の江里口徳彦在宅課副課長(45)は「利用者との接し方など、現場でしか感じられないことを学び、次の世代の担い手を育てられたら」と話した。(森田夏穂)
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