今季初、米女子ツアー本格参戦後としても初となる優勝を目指した渋野日向子(23=サントリー)と同じ最終組で回ったキム・ヒョージュ(韓国)が米ツアー通算5勝目を挙げた。3バーディー、2ボギーの71で回り、通算11アンダー、277。首位から出て、渋野の追走を振り切った。

2位の渋野らと3打差の首位でスタート。渋野に1打差まで詰められて迎えた最終18番。第3打をピン約50センチまで寄せるナイスアプローチ。バーディーを取り、このホールはパーだった渋野を突き放して逃げ切った。

渋野からハグで祝福された。優勝インタビューでは「ラウンドが始まる前、プレッシャーは少し感じました。でも自信はありました」と笑顔を見せた。

優勝者恒例のフラダンスを披露する場面では、しゃがみ込んだり、手を口に当てて照れ笑いしたりと、ドギマギするしぐさを見せた。フラダンサー2人を横目で見ながら、ぎこちないフラダンスを披露した。