4月11日に岩手県では、全国初の真夏日を観測するなど、気温がぐっと上がった。外は夏のような日差しだったが、気になってくるのが紫外線。この時期に注意したい紫外線トラブルと対策を取材した。
西島芽アナウンサー
「県内ではあちらこちらで桜の花が咲き始め、上着が無くても過ごせる時期になってきました。ですが、この時期から気をつけなければならないのが紫外線です」
この時期から紫外線対策を行っているのか、街で聞いてみると…
街の人は…
「マスクの紙の部分で紫外線が遮断されていると思って、油断してしまう」
「今の時期はマスクをしているので、対策はまだしていない。そろそろ始めた方がいいかなと思っていた」
このように「マスク」が日焼け防止になっているという声が多く聞かれた。
しかし専門家は、マスクをしていても日焼けの危険性があると警鐘をならしている。
佐々木皮膚科 佐々木豪先生
「この2年間、コロナでマスクをする機会が増えたと思うが、マスクをしているだけでは日焼け対策にはならない」
紫外線に詳しい盛岡市の皮膚科医・佐々木豪先生は、この時期の県内は早めの紫外線対策が必要だという。
佐々木皮膚科 佐々木豪先生
「大体、桜のつぼみが出るころから、9月くらいまでが注意する時期。(今週は)盛岡や岩手全体で日差しが急に強くなったので、いつもより早めの紫外線対策が必要」
4月11日、県内の最高気温は、宮古で全国で最も高い31度。各地で真夏日を観測した。県内各地で日差しが強くなったため、病院を訪れる人に変化があったという。
佐々木皮膚科 佐々木豪先生
「あまり準備が出来ずに急に日に当たったため、人によっては海岸に行ったような日焼け。日光にアレルギーがある人は顔に湿疹ができる。日が強い時の特徴」
こうした症状を減らしていくためにも、日焼け止めをこまめに塗りなおすことが大事だという。
佐々木皮膚科 佐々木豪先生
「マスクをしていることで頬の部分は守られていると勘違いをする。(マスクの取り外しにより)夕方にはついていないということがある。2、3時間ごとに塗りなおすのがいい」
気になる紫外線対策。
盛岡市の雑貨店で日焼け止めグッズを探してみると…
西島芽アナウンサー
「日焼け止めコーナーが大きく作られています。たくさんの種類があります」
「盛岡ロフト」では、3月からUVケアの商品の特設コーナーを作っていたが、今週の売り上げは先週に比べ、2倍から3倍になっているという
盛岡ロフト 伊治学マネージャー
「(今週の)気候、気温に左右されてお客様がすごく増えている」
一番の人気を集めているのは、スティックタイプの日焼け止めで、2021年は3種類のみの販売だったが、完売が続き、問い合わせが多く来たことから、2022年は10種類以上に増やして販売した。
盛岡ロフト 伊治学マネージャー
「コンパクトで、バッグやポケットにも入れられるサイズなので人気」
西島芽アナウンサー
「液体タイプだと出しすぎてしまったということがあるが、スティックタイプだと出しすぎということがないので、そこも良い」
2022年は、小さい子どもが安心して使えるように、石鹸で落とせるタイプや肌がトーンアップするものなど様々な種類が揃っている。
日光と上手に付き合い、対策やグッズなどを季節やシーンに合わせてうまく使い分けることが良さそう。
からの記事と詳細 ( 紫外線による肌トラブルも増加 マスクだけでは日焼け対策にならない 専門家がアドバイス<岩手県> - FNNプライムオンライン )
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