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Wednesday, April 13, 2022

マイクロプラスチックの小さな粒子 身近な生活空間に漂う|NHK 関西のニュース - nhk.or.jp

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プラスチックが劣化して発生する「マイクロプラスチック」が、目に見えないほど小さな粒子になり、身近な生活空間に漂っていることを京都大学の研究グループが明らかにしました。研究グループは、発生源となるプラスチックの使用を少しでも減らすよう呼びかけています。

「マイクロプラスチック」は、プラスチック製品などが劣化し、粉々になったものです。
京都大学の田中周平准教授の研究グループは、目に見えないほど小さな粒子状になったマイクロプラスチックが身近な生活空間にどれくらい存在するか調べようと滋賀県内の歩道で空気を採取して分析しました。
その結果、1立方メートルの空気に含まれていたマイクロプラスチックの粒子は、▼1ミリの1000分の1、1ミクロンのサイズで合わせて0.18マイクログラム、▼それより少し大きい、2.5ミクロンのサイズで0.1マイクログラム、確認されました。
研究グループなどによりますと、目に見えないほど小さなマイクロプラスチックの粒子が身近な生活空間に漂っていることがわかったのは世界的にも珍しいということです。
空気を採取した高さは人の顔の位置を想定して地上1.6メートルほどで、研究グループは、粒子が呼吸を通して人体に取り込まれるおそれがあるとしています。
田中准教授は「人体への影響はまだわかっていないが、まずはプラスチックの使用を少しでも減らし、屋外にあるプラスチックが劣化して粉々になる前に回収することが重要だ」と呼びかけています。

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