40歳を過ぎると肌の変化を感じることはありませんか? 一過性のゆらぎではなく、確実に感じる肌体力の低下。ハリや弾力の低下、思った以上に肌が疲れているような……。
「年を重ねると運動量も減り、体力も低下しますよね。肌も同じなんです」と美容家・瀬戸口めぐみさん。「以前に比べ、肌に元気がなく、肌トラブルがなかなか治らないと感じている方も多いのでは。ちょうど今、夏のおわりから秋にかけて肌体力がガクンと落ちるため、ここでしっかりケアをして、肌の土台を整えていきましょう」。
今回は、瀬戸口流「覚えておきたいお疲れ肌のあるあると回復メソッド法」を紹介します。
瀬戸口めぐみさん/美容家
自然派化粧品ブランドで28年間ブランドディレクターを務める傍ら、エステティシャンとしても活躍。述べ1万人以上の施術を経て独自で開発した「手美容」メソッドはその即効性から撮影直前に訪れる女優たちの間でも評判に。2021年秋に独立し、現在は紹介制プライベートサロンを運営。肌質はコンビネーション肌。朝晩のスキンケアにむくみを取る小顔マッサージをおこなっている。
長谷川真弓さん/美容エディター・ライター
編集プロダクションを経て、広告代理店で化粧品メーカーの営業を7年半担当。化粧品のおもしろさに目覚めたのち、2009年INFASパブリケーションズに入社。美容週刊紙「WWD Beauty」の編集を担当し、2014年にフリーへ転身。肌質はオイリーからコンビネーション肌の中間。ストレスニキビを克服した今、次なるケアは毛穴とたるみ!
40代は肌体力がガクンと下がるので要注意
長谷川:温度に湿度、そして一日中つけているマスクの影響か……。ここのところ、ずっと肌のごわつきを感じています。疲れが肌に出て、すこしでも油断するとニキビも。
瀬戸口:年齢による代謝の低下のほかに、天候や生活環境によるダメージまで重なると「化粧品の効果を得られない」と悩む人も。それもそのはず。肌に負担がかかることばかりでクタクタに疲れきってしまっているんです。
過剰なケアはご法度なのですが、だからといって肌状態が下がったまま「そのまま」にしておくことも肌には良くないんです。そのままを放置してしまうと、いくらお手入れをしても「言うことを聞いてくれない肌」になってしまうんですよね。
長谷川:なるほど! とはいえ、スキンケアもやり方が間違っていたら意味ないですよね。夏の終わりから秋にかけてのお手入れ法は何から始めたらいいでしょうか?
瀬戸口:この時期に多いのは疲れやダメージが溜まって、肌が硬くなったり、肌がしぼんだようになったり。あとは、くすみが気になるという人も多いですね。まずは、肌を柔らかくして、肌自らが元気になれるようなサイクルに変えていきましょう。目指すは「翌朝のふっくら肌」です!
40歳からのスキンケアは“効かせ方”が大事
長谷川:季節の変わり目は敏感肌やゆらいでいる時でも使える刺激の少ないコスメに切り替えるというのも大事ですよね。「ただ、使えばいい」のではなく、「賢く使う」といいますか。
瀬戸口:まずは肌を柔らかく、ほぐしてあげること。効かせたいところに行き届かせ、肌のポテンシャルを高めてくれるような美容液やクリームはおすすめです。あとは、どうやって「効かせるか」ですね。
40歳を超えると目元や頬のハリの低下は見た目印象も左右するので決して無視できません。肌のキメを整え、内側からふっくらと弾むようなむちっとした肌を目指すならヒアルロン酸がおすすめです。
長谷川:少し前から使い始めた「ナ・ボーテ エンリッチセラム」は、独自技術の機能性ヒアルロン酸をリポソーム化して配合し、ハリやツヤ・キメを整え、肌コンディションを上げていくエイジングケア美容液なんです。さらに黄ぐすみをなくし、透明感のある肌を目指せるという、肌悩みに全方位でアプローチしてくれるアイテム。瀬戸口さんもこちらの商品を試しましたか?
年齢を重ねることで増えていく肌悩み。独自技術の機能性ヒアルロン酸をリポソーム化してハリ・ツヤ・くすみにアプローチし、自らの肌を元気にする美容液。ベルガモットとカモミールの精油をブレンドしたリラックスアロマを使用。
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