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Friday, September 16, 2022

舞台「ヘンリー八世」出演の金子大地「先輩方に少しでも近づきたい」 - 中日新聞

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舞台「ヘンリー八世」でトマス・クランマーを演じる金子大地

舞台「ヘンリー八世」でトマス・クランマーを演じる金子大地

 十六世紀の英王室の権力争いを描くシェークスピアの舞台「ヘンリー八世」が三十日~十月二日、愛知県刈谷市総合文化センター大ホールで上演される。阿部寛や吉田鋼太郎らベテランに囲まれて出演する金子大地は「自由なお芝居ができる先輩方に少しでも近づきたい」と話す。(小原健太)

 シェークスピア全三十七作品を上演する彩の国さいたま芸術劇場(さいたま市)の企画。故蜷川幸雄さんの演出を吉田が引き継いで昨年完結したが、本作の公演は一昨年、コロナ禍最初期にぶつかり、多くが中止になっていた。

 金子は、その公演で王の信頼厚い大司教トマス・クランマーを演じ初舞台を踏んだ。権謀術数をめぐらす登場人物の中では希少な、職務に忠実な男の役。体育会の新入生のような実直すぎる挙動で阿部扮するヘンリー八世を戸惑わせ、客席をクスリとさせた。「初舞台の緊張や初々しさを詰め込んだクランマー。感情でぶつかる部分が大きかった」が、経験を重ねて挑む今回は吉田の注文も高度に。聖職者としての信念を伝えられるようにしつつ「周りとはまるで違う役。自分の登場で、舞台の色をがらっと変えたい」と意気込む。

 吉田は枢機卿ウルジー役で出演も。開演は三十日午...

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