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薬王堂ホールディングス(HD、盛岡市)は、岩手県矢巾町産のリンゴの成分を使ったスキンケア商品を発売した。東北の自然素材を活用する化粧品ブランド「and OHU(アンオフ)」の一環。奥州市に研究拠点を持ち化粧品製造などを手がける「ファーメンステーション」(東京)と共同開発した。
新商品はハンドクリーム(770円)とボディーミルク(1320円)。リンゴをジュースに加工する過程で廃棄されていた搾りかすを発酵させ、エタノールを抽出して配合した。保湿効果が高く、滑らかな感触につながったという。
花巻市のヒエヌカ、一関市のナタネなどから採れる油も使用。県産の原料を無駄なく使った化粧品を地元で販売することで、地域資源の循環を目指す。
ファーメンステーションの酒井里奈代表は「寒さが厳しい東北の冬に使ってもらえるものを目指した。人にも環境にも優しい商品になったと思う」と話した。
薬王堂の店舗で販売するほか、オンラインでも購入できる。10月2日には同ブランドのボディーソープ(1540円)を販売予定。
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