いよいよ値上げの波が直撃します。
その数はことし最大という約6500品目で、酒を販売する店では駆け込みで箱買いしていく人の姿がみられました。
琥珀色に輝くビール。
コロナ禍で家飲みもすっかり定着しましたが—
(井坂記者)「札幌市内の酒販店です。店内には箱詰めされたビールの売り場が用意されていて、期間限定のセールが行われています」
こちらの酒を販売する店では、値上げを前にセールを行っていて、駆け込みでビールを箱買いする客の姿もみられました。
(購入客)「値上げになるということで、少しでも安いうちにと思って。少しは節約できればなーとは思うけど」
(井坂記者)「お酒を控えるとかは?」
(購入客)「ははは、それは無理だ」
来月1日からビールなどがまた値上げとなります。
アサヒビールはビール類を6%から10%ほど値上げします。
キリンビールは6%から13%、サッポロビールも4%から12%ほど値上げするなど、
大手メーカー各社が原料価格の高騰を理由に一斉に値上げします。
350ミリリットル缶では、10円から20円程度の値上げとなります。
消費者だけでなく、小売店にとっても痛手となる今回の値上げ。
この店では在庫が切れるまでは価格を据え置いて販売することにしています。
(ビックリッキー美園店 山田淳統括部長)「やっぱり売り上げのことを考えると、
10月1日以降は厳しいかなと思ってますけど。ビール値上げ後もお客様にサービスできるように、
いまいろいろ考えております」
また、来月からは調味料や清涼飲料など多くの食料品も値上げされます。
円安や輸送コストの上昇は、こんな商品にも影響が—
(キテネ食品館 中塚誠代表取締役)「こちらのチーズは約倍の値段になる」
輸入原料で作られるチーズは軒並み来月から値上げされ、商品によっては倍近くの値段になるものもあるといいます。
中には、中身の量を減らして価格を据え置く、実質値上げの商品も—
こちらの店では、在庫があるうちは価格を据え置くほか、
賞味期限の短くなった商品を仕入れて安く売るなど、極力値上がり感を抑えています。
(キテネ食品館 中塚誠代表取締役)「一円でも安く買いたいというお客さんの気持ちはわかるし、
なるべく安くお客様の方に提供したいという思いはすごく強く感じている。
ある程度利益が無いとお店が継続できないので、出来るだけの努力を理解していただいて、買いものに来てもらえればと思う」
相次ぐ食品の値上げに、消費者もお店も悲鳴を上げる状況です。
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