住宅の損壊5500棟、浸水被害1万棟と大きな被害をもたらした台風15号から、23日で2カ月です。静岡市にある温泉旅館は建物は手つかずですが、周辺の土砂の撤去が進みつつあります。
斉藤力公記者 「旅館の駐車場で土砂に埋まっていた2台の車がようやく運び出され、県や市が川の土砂撤去を進め橋が見えたということです」
葵区油山にある温泉旅館「元湯館」は、9月の台風15号で土石流により大きな被害を受けました。建物の中を泥水が流れ、周辺一体が土砂で埋め尽くされました。
あれから2カ月、駐車場で土砂に埋もれていた2台の車は10月末までに運び出す作業が完了しました。
しかし旅館の建物の中はいまだ手付かずの状態で、床には土砂が広がり大きな石が転がったままとなっています。
いま県や市によって進められている作業は、近くを流れる川の土砂の撤去と旅館につながる林道の整備で、埋もれていた橋が姿を見せるなど少しずつですが前に進んでいます。
元湯館 女将・海野加奈子さん 「流木なども撤去して頂きまして、川も掘るのを進めていただきまして、当初から考えると半分位の土砂の量になったかと思います。私たち自身はあまり進めてないような気がするんですけれども、目に見えて土砂が無くなったり進んでいる姿を見ると、間違いなく少しずつ進んでいるんだなとは感じております」
油山温泉・元湯館が行っているクラウドファンディングはすでに目標金額を大幅に超えていて、11月末まで支援を募っています。
からの記事と詳細 ( 「少しずつ前に進んで」被災旅館 台風2カ月で周辺土砂の撤去進む 建物はまだ… 静岡市|FNNプライムオンライン - FNNプライムオンライン )
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