空気の乾燥した状態が続く中、県内の皮膚科のクリニックでは乾燥などによる肌トラブルのため受診が増えていて、皮膚科の医師は保湿の重要性を指摘しています。
県内では空気の乾燥した状態が続いていて、27日の前橋市の最小湿度は13%となっています。
吉岡町にある皮膚科のクリニックでは乾燥や花粉による肌トラブルの受診が増えていて、去年12月から今月にかけては夏場の2割から3割ほど患者が増えているということです。
明治皮膚科の新見佳保里院長は保湿の重要性を指摘していて、「顔全体に保湿クリームを塗る場合には、指の第一関節分、いっぱいにクリームをとって肌をこすらないように塗ることがポイントだ」と話しています。
そして、肌荒れやかゆみなどの症状にはケアを継続することが効果的だとしています。
また、顔や手の洗い方にも注意する必要があり、「新型コロナの影響もあり、清潔にしたいという気持ちがあると思うが、せっけんや洗顔料には肌のバリア機能に障害を与える成分も含まれているので、洗いすぎやせっけんの使いすぎはやめてほしい」と呼びかけています。
そのうえで、洗うときはできるだけ泡を立てて、肌をこすらないことが大切だとしています。
新見院長は「群馬はからっ風もあり、冬場は特に乾燥する。保湿クリームは塗った部分にティッシュがはりつくくらいたっぷり塗るなど、適正な量を使い、対策してほしい」と話していました。
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