美しい肌を目指すうえで大切なのが、日々口にする食事。どんなものを食べれば美肌に近づくのか、皮膚科医兼フェイシャリストが実践しているという心がけをご紹介。(フロントロウ編集部)
美肌に近づく食習慣のポイント
どれだけスキンケアを頑張っていても、偏った食生活を送っていると肌のコンディションは整いにくい。それは誰もが知っていることだけれど、ではどんな食事を摂ればよいのかは意外と知らないもの。
そんな肌にとってよい食事について、肌トラブルを知り尽くした専門家がレクチャー。教えてくれるのは、カリフォルニア州サンディエゴにあるAcne Clinicのオーナーを務めるニキビ専門医であり、スキンケアブランドClearStemskincareの創設者、さらにはフェイシャリストとしても活躍するダニエル・グロニッチ医師。
長年にわたってにきびに悩んできた過去を持ち、ありとあらゆる治療を受けてきた経験から現在のキャリアを形成するに至ったと話すグロニッチ医師は、多くのクライアントに勧め、自身も実践している食生活のルールがあるという。グロニッチ医師が明かす、3つのルールをご紹介。
低糖質高タンパクの食事を意識
グロニッチ医師がもっとも大切だと明かす食事のルールが、低糖質高たんぱくを心がけること。
グロニッチ医師は、「肌トラブルを抱えるクライアントの大多数に、まずは低糖質かつ高たんぱくの食事を取り入れるようアドバイスしています」と米Well+goodで話し、それによって状況がよくなったケースが多かったと説明。
糖質の多い食事は、過剰な皮脂の分泌を促し、にきびをはじめとした肌トラブルが起こりやすくなるため、糖質は控えめにすることが大事だという。またたんぱく質は筋肉や髪だけでなく、肌にとっても欠かせない栄養素であるため、積極的に取り入れる必要があると明かした。
カフェイン入り飲料なら「抹茶ラテ」をチョイス
肌のためにはコーヒーをできるだけ控えているというグロニッチ医師。その代わりに選んでいるというのが抹茶ラテ。
抹茶もコーヒーもカフェインが含まれているという点では同じ。ではなぜ抹茶ラテを選んでいるかというと、コーヒーにくらべて血糖値の上昇が穏やかだから。グロニッチ医師は、「抹茶に含まれるL-テアニンには、カフェインの吸収を遅らせる働きがあります」と説明し、急激な上昇を抑えてくれると明かした。
またコーヒーにくらべて砂糖をあまり必要としないため、肌荒れを招く砂糖の摂取も控えられると明かした。
食物繊維の多い野菜と果物を取り入れる
腸内環境を整えるのも、グロニッチ医師が肌荒れを防ぐうえで大切だと明かす心がけ。なぜなら消化のトラブルが続くことで、肌もトラブルが起こりやすくなるから。
腸内環境を正常に近づけるための食事についてグロニッチ医師は、「とにかく食物繊維の多い野菜や果物を食べることが大切です」と説明。消化を促す食物繊維を積極的に取り入れることで、肌にもよい影響があるという。また野菜や果物だけでなく、チアシードなどのスーパーフードを取り入れることもオススメだそう。
肌を知り尽くした専門家が教える、美肌に近づく食の心得。肌トラブルを避けたいなら、できることから始めてみて。(フロントロウ編集部)
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