Pages

Tuesday, May 2, 2023

日焼け対策はこれで万全!正しい日焼け止めの選び方と、塗り方、そして日焼けの原因もレクチャー - VOGUE JAPAN

pasipaso.blogspot.com

日焼け止めを日常的に塗っている人でも、見落としがちな盲点がいくつかある。「あとえば小鼻の横やこめかみ、それに耳や首の後ろ側は日焼け止めを塗り忘れがち。また、唇や手の甲は焼けてしまうとリカバリーが大変ですし、目から入ってくる紫外線もかなりの量になります。白目が黄ばんだり濁ったりする一因になるので、直接浴びないように注意が必要です」(鵜飼さん)。目に入った紫外線も刺激となり、メラニン色素を作るメカニズムのスイッチが入ってしまう。コンタクトや眼鏡を選ぶなら紫外線カット効果があるものにする、日差しが強い時はサングラスをかけるといったケアで、肌だけでなく目も防御するのがおすすめだ。ちなみに、サングラスをかける時は色の濃さではなく、「紫外線透過率」もきちんとチェックしよう。というのも、サングラスの色が濃いほど暗く感じられるため、瞳孔は開いて光を取り込もうとする。つまり、色が濃く、しかも紫外線カット効果がないサングラスをかければ、紫外線ダメージはむしろ増してしまうというわけ。紫外線をカットするものを選んで、目の日焼けを正しく防いで。

11.紫外線をブロックしすぎるとビタミンD欠乏症にならない?

まずは、紫外線とビタミンDの関係についておさらいを。「ある程度の紫外線は、健康を維持するために必要」といわれるが、それは紫外線を浴びることでビタミンDが生成され、腸内でカルシウムの吸収が促されるのが理由だ。中年以降の女性の場合は、骨粗鬆症のリスクも跳ね上がるので注意が必要になる。とはいえ、ビタミンD生成を促すには、手のひら程度の面積で1日15分程度日差しを浴びていれば十分。日中に屋外で過ごす時間があれば、その程度の紫外線は浴びていると考えたほうが良さそう。高緯度(≒紫外線の量も強さも控えめ)なエリアで過ごす場合や妊娠中、閉経後といったビタミンD欠乏を起こしやすい年代なら、サーモンやサンマ、イワシといった魚類を食べたり、サプリメントを摂るなども有効だ。

紫外線対策の先進国であるオーストラリアで生まれた日焼け止め。ビタミンD 生成に必要な波長は通過させつつ、肌にダメージを与える光はカット。ソーラーD サンスクリーン SPF50+・PA++++ 40ml ¥2,750/SOLAR D(アンブロシア)

話を聞いたのは……

鵜飼香子
美容ジャーナリスト。編集者として活躍しながら40代でMBAを取得。幅広い知識を生かし、記事の執筆や監修、ブランドマネジメントやマーケティング、講演なども手がける。2児の母であり、子どもとその母親に向けた美容サポート活動も実践。

Cutout Photos: Shinsuke Kojima, Daigo Nagao Text: Satoko Takamizawa

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 日焼け対策はこれで万全!正しい日焼け止めの選び方と、塗り方、そして日焼けの原因もレクチャー - VOGUE JAPAN )
https://ift.tt/5lRDB43

No comments:

Post a Comment