[ソウル 19日 ロイター] - 韓国銀行(中央銀行)は19日、年2回のインフレ報告書を公表し、消費と雇用が力強い傾向となる中、コアインフレの上振れリスクは「少し高い」との認識を示した。
こうした傾向が続けば「蓄積されたコスト上昇圧力のコアインフレへの波及効果は想定より長く続く可能性がある」とした。
ここ数カ月は総合インフレを上回る水準で推移するコアインフレについて、サービス価格の粘着性により、鈍化ペースはこれまでよりもはるかに遅いという。
消費者物価インフレ率は、主に高いベース効果により、2023年半ばまでに2%の中期目標水準に向けて鈍化した後、年末近くに3%程度まで反転上昇すると予測。コアインフレの緩やかな鈍化傾向は今年半ばまで続く見通しだとした。
また、中銀が利上げを再開したカナダやオーストラリアと比較すると、韓国の住宅市場と労働市場は物価上昇圧力が小さいとも指摘した。
からの記事と詳細 ( 韓国中銀、コアインフレの上振れリスク「少し高い」 報告書公表 - ロイター (Reuters Japan) )
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