【テレビ用語の基礎知識】少し思い切ったＮＨＫの番組「松本人志 ... - ZAKZAK

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先週の火曜日（１０月１７日）にＮＨＫが少し思い切った番組を放送しました。「松本人志と世界ＬＯＶＥジャーナル」という午後１１時から放送された番組で、「性について多様な立場の出演者たちが楽しくまじめに語り合います」という触れ込み。出演者は、松本人志、呂布カルマ、鈴木涼美、サーヤと鈴木奈穂子アナウンサー。

見てみての第一印象は「出演者はさぞかし困っただろうな」ということ。誰に向けて何が伝えたいのかよく分かりません。ですから、スタジオで出演者たちが「どう振る舞ったらいいのか」とずっとドギマギして恐る恐る発言しているのだけが印象に残ります。

内容的にも、いかにもリサーチャーが見つけてきたような「海外びっくり性的映像」の間に、監修の先生が無理やり押し込んだような「性教育トピック」が唐突に出てきて、ブレブレです。

まあ、「松本人志さんや呂布カルマさんなどの人気者の男性出演者を呼んで、性教育と世界の最新性事情の番組をやりました」とＮＨＫが言いたかっただけの番組のような気もしましたが、チャレンジとしては頑張ったのでしょうね。それはそれで評価すればいいと思いますが、それより気になったのはこの番組をめぐる「インターネット上での署名活動」です。

要は「松本人志、呂布カルマのふたりは性やジェンダーに対する認識がおかしいから、ＮＨＫはこの番組を放送するな」という署名活動で、フェミニストのみなさんなど２万４０００人（１８日２０時現在）以上の賛同を得たようです。

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