菅沼薫さんに聞く、今の自分に合う美容法(16)
第16回は、年齢肌に必要な“うるおいを閉じ込めるケア”の具体的な方法を、菅沼薫さんにレクチャーしてもらいました。基本ケアの見直しと、簡単な一手間で肌のうるおいはアップするはず! 乾燥肌に悩む人は必見です。
年齢肌の保湿は、レンガの隙間を埋めるイメージで
前回「“最低気温10度以下”が保湿ケアのはじめどき」では、肌から出ていってしまった水分と保湿成分を補給することはもちろん、それら“うるおい”を肌内にとどめることこそが、年齢肌の保湿ケアだとお話ししました。それに沿った基本ケアのポイントが次の2つです。
まずは化粧水で、水分と保湿成分を補う
化粧水の主な役割は、肌内に水分を補給することです。ですが、年齢肌の場合は、水分だけでなく減ってしまった細胞間脂質の役割をする物質(保湿成分)を補うことも大事です。
化粧水は細胞間脂質の役割をする保湿成分が配合されたものを選びましょう。
保湿成分を補うことで、角質細胞の間にできてしまった隙間を埋め、乱れてしまったレンガの層を元のきれいに整列した状態に戻していきます。レンガの層が整えば、肌から水分や保湿成分が出ていくのを防ぐことができ、肌はうるおいを保てるようになります。
細胞間脂質の成分でもあるセラミドや、もともと角質層にある尿素、天然保湿因子の構成成分の一つでもあるピロリドンカルボン酸、真皮を構成する成分でもあるコラーゲンやヒアルロン酸、グリセリンなどが、肌の乾燥に効果的な保湿成分。商品選びの参考にしてください。
保湿タイプの化粧水は、第3回「化粧品、ぎゅっと力を入れてつけていませんか?」でお話ししたように、手肌の温度で温めて顔に置くように広げてつけてください。
うるおいが足りなければ、美容液やクリームやオイルをプラス
保湿用の化粧水だけをつけて寝てみて、翌朝に肌が乾燥していると感じたら、クリームや美容をプラスしましょう。保湿用の化粧水には保湿成分が配合されていますが、その量は多いとはいえません。美容液には保湿成分が多く配合されているので、化粧水の保湿成分で足りないと感じるようなら美容液で補いましょう。
また、年齢肌は皮脂が少なくなっているので、オイルやクリームで油分を補うのも◎。皮脂の代用となって、補給した水分と保湿成分が出ていくのを防いでくれます。
保湿ケアは”化粧水で水分を補給しクリームなどで蓋をする”と思っている人がいるようですが、ニュアンスがちょっと違うかもしれません。蓋というと肌を密閉してしまう印象を受けてますが、実は健康な肌も不感蒸泄(ふかんじょうせつ)といって、肌が感じない程度に水分を蒸散しています。
ですが、年齢肌は前にお話ししたとおり水分が出やすい状態になっているため、この水分の蒸散が大きくなりがち。この蒸散作用を健康な肌と同じ程度に戻すために、化粧水だけでは不足しがちな保湿成分を美容液で補い、皮脂膜の代わりにクリームやオイルで”うるおい膜”をつくって水分と保湿成分を閉じ込める、と考えるとよいでしょう。
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