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Sunday, March 8, 2020

「日常」少し回復 新型コロナ「外出自粛」緩和で 学童再開/買い物、散歩も:北海道新聞 どうしん電子版 - 北海道新聞

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、鈴木直道知事が2週連続となる外出自粛を要請した週末の7日、先週より自粛レベルが緩和されたことで、学童保育施設に小学生が集まるなど、日常を取り戻す動きが見られた。一方で、道と札幌市は同日、新たに計8人の感染を確認したと発表。先週末と同じく閑散とした商業施設や観光地も多く、事態の終息は見通せない。(小林史明、高木緑、安倍諒)

■百貨店や飲食店、休業や短縮相次ぐ

 旭川市の永山西放課後児童クラブには7日、休校中の小学生7人が来館し、ボードゲームやおしゃべりを楽しんだ。同市は臨時休校に合わせ、2月27日から放課後や土曜日などに小学生を預かる学童保育施設を休館。政府の要請を受け5日に永山西を含む95カ所で再開した。永山西小1年の出永陽一君(7)は「児童クラブが休みの間はおばあちゃんの家で過ごした。友だちと会えてすごくうれしい」と安堵(あんど)の笑顔を見せた。

 札幌市は7日、約200カ所の児童会館を9日ぶりに再開した。同市豊平区の中の島児童会館を利用した中の島小3年の長谷川勇斗君(9)は「家ではゲームばかりでさすがに飽きた。久しぶりに走ることができて気持ちいい」と体育館を駆け回った。

 鈴木知事は5日の記者会見で、週末の7、8日は換気が悪く、不特定多数の人が密集する場所などへの外出を控えるよう呼び掛けた。ただ、市民生活や経済への影響を考慮し、混雑していない時間帯の買い物や散歩は自粛を求めなかった。

 札幌市南区の真駒内公園では7日朝から、親子連れらが散歩やジョギングで汗を流した。愛犬と散歩した同市内の会社員朝倉翔太さん(38)は「先週末は人通りが少ない夜間に散歩した。日差しがある時間帯の方がすがすがしいですね」と語った。

 外出自粛の影響で献血への協力者が減っていた札幌市中央区の大通献血ルームには7日、先週土曜日の1・9倍の138人が訪れた。回復の兆しが見られるものの、必要量確保には不十分という。同市豊平区の会社員木村和広さん(44)は報道で協力者が減っていると知り、夫婦で献血。「他界した父親が輸血した経験があり、恩返しになればと思った」

 一方、百貨店や飲食店、娯楽施設では先週末に続き、臨時休業や営業時間の短縮が相次いだ。

 札幌市南区のコープさっぽろソシア店では7日、感染拡大に伴うデマで広がったトイレットペーパーの買い占めは落ち着いたものの、客数は前年より1割ほど落ち込んだという。来店した病院事務職員小松七海さん(26)は「感染に気付かず周囲に広めたら怖いので、出歩くときは必ずマスクをしている」と話した。

 道内で7日に感染が発表された8人のうち、5人は感染リスクが高いと指摘される至近距離での会話などを伴う飲食店で感染した可能性がある。札幌市内の大学生池永季風さん(20)は「できる限り混雑を避けている。4月以降の授業にも支障が出ないか心配だ」と不安げに話した。

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March 08, 2020 at 02:30AM
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