【サンパウロ時事】東京五輪の延期決定について、前回リオデジャネイロ大会を主催したブラジル・オリンピック委員会のテイシェイラ会長は24日、「選手（の健康）はわれわれの最大の関心事。ブラジルの五輪コミュニティーは決定にとても満足している」と歓迎する声明を発表した。
同委は21日に延期を促す書簡を公表していた。
地元テレビ局グロボによると、ヨット男子で金メダル2個を獲得し、7度目の出場が決まっているシェイド選手（46）は「東京が偉大な五輪開催に向け、さらにモチベーションを上げてくれると確信している」と延期を支持。スケートボード女子の有力代表候補ローザ選手（20）は延期を「より良い選択」としつつ、「少し悲しい」と複雑な心境ものぞかせた。
ブラジルでは、サンパウロ州で24日から商業活動が原則禁止されるなど、感染急拡大で国民はパニック状態。延期のニュースも市民からは「五輪どころではない」と受け止められている。
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ブラジル五輪委「とても満足」 延期「少し悲しい」の声も（時事通信） - Yahoo!ニュース
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