国際オリンピック委員会(IOC)理事会が17日、東京オリンピック(五輪)開幕を23日に控える都内で行われ、日本側のプレゼンテーションを終えた大会組織委員会の橋本聖子会長(56)と武藤敏郎事務総長(78)がメインプレスセンター(MPC)で会見した。海外メディアから、日本国民の大会への不信感について問われると「少しずつ支持率は高くなっている状況」と、改善していると強調した。
橋本氏は「ワクチン接種が進む見通しもあり、支持率は少しずつ回復が見られている。(コロナ規則集)プレーブックが発行され、海外からの観客を断念するなど、安心安全だと少しずつ理解され、それが安心につながりつつある」と説明。一方で「期待していないという表れは、感染症対策への対応だったり、まだ安心できない要素があると理解している」とし、感染症対策が不十分と受け止められているとの認識を示した。今後について「いかに安全かということをご理解いただけるよう、発信していかないといけない」と話した。
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