新型コロナウイルス感染対策のため大幅に縮小して開催される山形花笠まつり(8月5~7日)を盛り上げようと、イベント「ハナサクヤマガタ’21」が22日、山形市中心部で始まる。東北芸術工科大(山形市)の学生が主催。市内の小学生らが制作した花笠を商店街に飾り、祭りの雰囲気を演出する。
イベント開催は、花笠まつりが中止となった昨年に続き2回目。手作りのカラフルな花笠600個をJR山形駅前や七日町など九つの商店街や駅前のエスパル山形に展示する。花笠は竹製の骨組みにクラフト紙をかぶせ、赤い花や折り紙で自由に飾り付けて作る。山形市と天童市の計12の小学校や幼稚園が協力する。
商店街を回遊してもらうイベント「ハナサクさんぽ」も同時に開催。商店街に掲示された5種類のポスターのキーワードを集めた人に、オリジナルポストカードや景品を贈呈する。
今年の花笠まつりは縮小開催が決まっており、観客を県内在住者を限る演舞イベントや、通行人向けに市中心部での短時間の演舞披露が予定されている。
実行委員会の松崎春霞さん(20)は「山形の多くの人が、花笠まつりのある楽しい夏を待ち望んでいる。祭りの熱気を再現し、届けていきたい」と話した。
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