実は2016年から変更
ーー新しい形状の容器を開発した経緯は? 従来の瓶だとネジ口の下のカーブ(肩)の部分に中身が残ってしまい、きれいに取り出せない、「スプーンで取り切れない」「少し残ってしまう」というお客様の声をお電話などでいただいた事があり、何とか出来ないかと考えていました。 ーーいつから変わっているの? 2016年9月にリニューアル発売した「生のり105グラム」、2017年9月にリニューアル発売した「山海ぶし105グラム」に使用しています。 ーーなぜ、これまでなかった? ストレート瓶だと製造工程でネジ口の部分が接触してしまい、瓶のネジ口部分が破損してしまう恐れがあります。瓶詰の製造ラインでは瓶同士が連なって流れますが、その際に接触(ぶつかる)する事があるからです。 通常の瓶は肩の部分があり、肩より下の部分同士は接触しますが瓶口部分は接触しません。 ストレート瓶だと肩が無い為、瓶口部分が接触してしまい、破損(瓶が欠ける)の可能性があります。 瓶が割れたり欠けたりすると、お客様に怪我を負わせてしまう可能性があるので出荷出来ません。 ですので、ネジ口のすぐ下に出っ張り部分(ビード)を作り、そこを接触面にする事でネジ口の破損を防ぎます。ストレート瓶が横から見ると羽釜みたいな出っ張りあるのはその為です。 ーー「ストレート型」は誰が考えたの? 当時社長だった山本嘉一(現会長)が海外を視察した際にストレート瓶を見かけ、「こういう形状の瓶を使用して製造できないか?」と瓶のメーカーに相談したのがきっかけです。
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