年齢とともに体形・体質が変わってきます。バストやヒップの下垂、ぽっこりおなかなど、年を重ねると体形の悩みをもつ大人女性は多いようです。更年期をむかえる頃になると体質が変化し、肌トラブルも多いとか。Reライフ読者会議メンバーから寄せられた下着に関する悩みや疑問に、朝日新聞朝刊「Reライフ」面で「下着で若々しく」を連載した、インナーウェアコンサルタントのおぬまともこさんが答えます。 ブラジャーに求める優先順位は年代によって変わります。20代の頃は「デザイン」や「スタイルアップ」が多く、40代くらいから「肌ざわりがやさしい」「苦しくない」が多くなってきます。年齢とともに体質が変わり着心地に敏感になるようです。着心地の良いブラジャーでスタイルアップ、その願いはかないます。年齢を重ねた肌にやさしいブラジャーが技術進歩によりたくさん開発されているのです。
Q:栃木県の50代女性 「昨年から皮膚が弱くなり、かぶれるようになってきました」
加齢にともなって皮膚が弱くなってきました。締め付けられるブラのアンダーラインが真っ赤になったりかゆみが出たり。どう対処したら良いのか知りたいです。
A:おぬまさん 「肌に触れる部分にはやさしい綿素材を」
衣類は天然繊維や化学繊維からできています。天然繊維は、綿や麻などの植物繊維、ウールやシルクなどの動物繊維があります。元々自然界にあるものですね。化学繊維はポリエステル、ナイロン、ポリウレタンなど石油を原料に人工的に作ったものや、原料は天然でも薬品で処理して繊維にしているものなどがあります。 肌に直接触れる下着は天然繊維の方が肌にやさしいのです。ただし、ウールはチクチク感が気になる、縮む、冬は温かいけど夏は暑い。麻はゴワゴワ感があり肌ざわりが気になる、冬は適さないなどの欠点があります。シルクは夏涼しく、冬温かくと優秀な素材です。シルクのパジャマなどは贅沢(ぜいたく)ですが、「肌ざわりが良く大好き」という声も聞きます。でも高価格、デリケートで変色や引きつりが気になる、洗濯時に気を遣うなど、毎日着用し洗濯する下着には使いにくいのです。その結果、肌にやさしい下着には綿が一番使いやすいというわけです。
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